「地震と火災に用心を」 みやき町、千栗八幡宮でお粥試し

参拝客の前で占いの結果を述べる東正弘宮司(左)

 おかゆに生えたカビを見て天候や作柄を占う「お粥(かゆ)試し」が15日、みやき町白壁の千栗(ちりく)八幡宮であった。1200年以上続くとされる伝統行事。占いの結果、日和と雨天の比率が良く、米や大豆の出来は「上」と期待できるが、地震と火災は用心を促す「大いに見ゆ」だった。

 2月26日から神殿に置かれたおかゆが境内の「お粥堂」に運ばれ、参拝客の前で東正弘宮司(77)がカビの生え具合を読み取った。今年はカビが少なく、東宮司は「福岡沖地震があった2005年とそっくりだ」と指摘し「昨年は熊本地震もあった。大いに気を付けて」と呼び掛けた。

 結果を聞いた同町江口の向井敏子さん(73)は「カビがほとんど生えていなくてびっくりした。地震は起きてほしくないが、備えはしっかりしておきたい」と話した。

=2017/03/17付 西日本新聞朝刊=