■大分県/大わらじで安全祈願 ひょうたん祭りにぎわう 千歳村

 県内でもユニークさにかけては指折りの祭り「ひょうたん祭り」が七日、千歳村の柴山八幡社であった。赤い衣装に約十キロの大わらじ姿のひょうたん様が、家内安全、五穀豊穣(ほうじょう)を祈りながら参道を歩き、腰に下げたひょうたんから、見物客約二千人にお神酒を振る舞った。

 約八百年前、戦乱で苦しむ人々を救うため宇佐神宮の神霊が、その分霊にこの地を治めさせたという。これを聞いた地元の豪族がひょうたんに新酒を詰め、神事をささげたのが起こりとされる。

 今年は高畑地区の受け持ち。座元になった後藤光明さん(54)宅では、朝早くから準備に追われた。太刀持ちなど六人を従える主役のひょうたん様には、同地区の後藤正さん(69)がふんした。

【写真説明】 大わらじをはいて参道を歩くひょうたん様

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