優しくて、温かくて、どこか懐かしくて。子どもからお年寄りまで、あらゆる人の心をとらえて離さない国民的グループ「Kiroro」の玉城千春さんと金城綾乃さん。デビュー7年目を迎えて大人の魅力が加わった2人は、今でもイメージ通りのほのぼの仲良しコンビでした。
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―最新アルバム「Diary」は、大人っぽいKiroroという印象を受けました。
金城:今の私たちがそのまま出てるということもあって、デビュー当時から恋愛観とか、出会う人に影響を受けたりして変わってきているんだと思います。
玉城:(デビュー)丸6年なんですけど、いろんなことがあってそれを経験して感じたこととか、いい感じで表現できているんじゃないかと。
―金城さんが玉城さんのために作った曲「宝物」の中に「クラス一番の熱血少女」とありますけど、これは玉城さんのことですか。
玉城:はい、青春真っ盛りでした。まあ、現在進行形で(笑)。
金城:何に対しても一生懸命なんですよ。それにみんな感化されて千春の周りには集まるし。そういう意味で、心からの青春少女なんじゃないかと。
―玉城さんから見て金城さんはどんな女の子ですか。
玉城:私がちょこまか動くとアヤが陣地を固める感じ。ちゃんと役割分担が決まってるんです。アヤがしっかりしてくれているから私も動ける。帰る場所みたいな人。だからいい奥さんになると思います。
金城:そこまで言う…。ありがとうございます。
―高校時代から数えるともう10年の付き合い。お互いはどんな存在ですか。
金城:空気みたい…って言いたかったけど、いないじゃん、みたいな(笑)。普通? はずせない。
玉城:どんなに離れてても、久しぶりに会っても全然変わらないでいられるし、気持ちも通じ合えるし、誰にも分からない空気感も読み取れる。かといってライバルみたいなときもあるし、夫婦みたいな、親子みたいなときもある。
―ライバルですか。
玉城:一緒にいるから高め合えるという感じですね。アヤが頑張ってるからじゃあ次自分は何を頑張ればいいかとか、こんないい曲書いたから次はどんな曲書こうとか、アヤがきれいになっていってる、私も頑張ろうって、そういう感じ。前世で何かつながりがあったんだろうなっていう存在です。
―沖縄にはおいしい食べ物が多いですが、福岡の食べ物で好きな物はありますか。
玉城:水炊きとかめんたいことか…。
金城:あたしはデビュー当時はめんたいこは食べられませんでした。それでね、めんたいこの入ってるマヨネーズを買って東京で練習した覚えがある。
―なんで練習までしたんですか?
金城:みんながおいしく食べてたから、食べられるようになりたくて。
―これからのKiroroはどうなるんでしょう。
玉城:今まで通りです。デビュー当時、10年たっても聴けるような音楽作りができたらいいなと思っていたので、今まで通りやっていって、また10年たったとき考えます。とりあえず、今まで作ってた曲が残ってるといいなと。
金城:周りにあるものを大切にしていきながら、自分たちのやりたいことをやっていけたらなあと思います。
(茜)
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●プロフィル
Kiroro
キーボードの金城綾乃(きんじょう・あやの)=写真左=とボーカルの玉城千春(たましろ・ちはる)の2人組。ともに沖縄県出身の26歳。高校の同級生で、放課後の音楽室で玉城がオリジナル曲を歌っていたところに金城が伴奏を付けて遊んでいたのがグループ結成のきっかけ。1996年にリリースしたインディーズシングル「長い間/青のじゅもん」が、沖縄県内限定発売にもかかわらず、売り上げが1万枚を超えた。98年に「長い間」でメジャーデビュー。「未来へ」「BestFriend」などのヒット曲多数。3日に5枚目のアルバム「Diary」(ビクターエンターテインメント)をリリースした。
04.03.31掲載