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[ 2003.02.07]
 蛍光色のコスチュームに身を包んだ不思議な女の子三人組。『放置サイクルZERO宣言!』を合言葉に、福岡市の放置駐輪を取り締まる「チャリ・エンジェルズ」は、ワクワク星から来たと言う…。

 その実体を探るため、福岡三越前で活動する彼女達を取材。そこにいたのは、10代の可愛い女の子だった。

by mika ono
放置自転車はおしおきよ! チャリ・エンジェルズ  高島千明さん


 「チャリ・エンジェルズのことは前から知ってました。実は、このコスチュームに憧れていたんです」。そう語るのは高島千明さん。

 メンバーの中では、ベテランの域に入っている彼女は、昨年の5月からチャリ・エンジェルズの活動を始めた。

 見るからに寒そうなコスチューム。スラリと伸びたスレンダーな脚を思わず覆ってあげたくなるような寒風の中、チャリ・エンジェルズは街頭で駐輪マップを配布する。

 もともとこの活動は、放置自転車全国ワーストNO.1(2001年・内閣府調査より)という不名誉な現実を払拭するために始められたそう。

 ワクワク星からやってきたチャリ・エンジェルズは、その活動を支えるイメージキャラクターだ。

 メンバーは3人。活動内容は他に、街の自転車を整理するパトロールや安全な自転車の乗り方を教えるための学校訪問などがある。

 確かに、単に「ああしなさい、こうしなさい」と指図されるより、可愛いキャラクターが見本を示したほうがわかりやすい。



 …が、活動する本人はどう思っているのか?高島さんに率直にうかがったところ、「気に入ってます!特にカツラが。衣装は特に何色と決まっていないんです。今日は緑ですけど、ピンクが好きかな?」とのこと。

 どうやら彼女はすっかりチャリ・エンジェルズにはまっているようだ。

 「たまに通行人に『邪魔だ』とか言われて悲しい時もありますけど、沢山の方に励まされたり、『ありがとう』っていわれるとすごく嬉しいです」。

 最近では認知度も高まり、彼女達の姿をみるとあわてて自転車を退ける人も増えたという。



 チャリ・エンジェルズの活動を始めてから、普段も放置自転車が気になって、友達に「ちゃんと駐輪場に停めてね」とお願いするようになったという高島さん。普段から天神にはよく来るそう。



 「ずっといても飽きないし、『ほどよい都会さ』が心地良いというか…癒されます。好きな街だから、もっと良い環境になるようにしたいですね」。



 そんな彼女は、現在モデル事務所に所属する「女優志望」の女の子。「将来有名になったら、昔はチャリ・エンジェルズだったんですよ…って紹介されるかもね」と言ったら、「ふふふっ」と照れ笑い。

 まっすぐにこちらを見て、丁寧に質問に答えてくれるひたむきな姿がとても可愛くて、本当にそんな日が来て欲しいな…と思わずにはいられない。

 「これからもチャリ・エンジェルズは続けていきたいです!」と、夢に向かって全力投球の高島さん。チャリ・エンジェルズの活動も、女優への道も、ぜひ極めて欲しいものだ。



 取材後、「じゃぁ、これからも頑張ってね!」とチャリ・エンジェルズを見送った。  携帯電話片手に3人で話をしながら帰っていく姿は、普通の女の子。…いや、普通じゃないか、ワクワク星に帰っていくのだから!?

reported by mika ono : breeze@fat.coara.or.jp

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