沖縄県チーム情報沖縄県チーム情報



監督の声 新里定嗣総監督
 「昨年の大会直後から合同練習を積んできた。若いランナーが成長し、ベテラン勢も健在。チーム状態はここ2、3年で一番いい。バランスの取れたメンバー構成で、昨年の累計タイムを30分は短縮できると思う。最下位脱出も夢ではない」
[ 2001/10/27 運動面掲載 ]

監督イチ押し 第50回九州一周駅伝=沖縄・宮城亮太(沖縄国際大)
「昨年とは違う走りを見せたい」と意気込む沖縄の宮城亮太 ▽リベンジ 〜屈辱をバネに気持ち転換〜
無念の繰り上げスタート。だが、宮城亮太(20)の屈辱は白タスキを受け取ってからも続いた。
昨年の九州一周駅伝。初日最終7区、佐賀、鹿児島とともに繰り上げスタートを切った。「実績は相手が上だが、30秒内で付いていけるはず」。そんな見通しは走り出した直後に崩れた。
向かい風に上り坂。リズムがつかめないまま、相手の背中はみるみる遠のいていった。結局、大差での区間最下位。「今、振り返ると練習不足。チームの大ブレーキとなってしまった」
中学、高校と沖縄県の陸上界ではいつもトップレベルにいた。高校時代、千五百メートルでは県内で負けなし。五千メートル、一万メートルも先頭でゴールを切るレースは珍しくなかった。だが、九州のトップには及ばず、記録は伸び悩んだ。
「やるのではなくて、やらされていた。前向きの気持ちで練習しないと記録は出ないことがやっと分かってきた」
今年1月から、まっさらのカレンダーに毎日の走行距離を書き込み始めた。練習量はむしろ高校時代の方が上回るが、昨年の九州一周の悔しさをバネに「上を狙う」と気持ちを切り替えた。シーズンの成績を左右する夏場の走り込みは母校の沖縄尚学高(那覇市)の大分合宿に飛び入り参加。毎日40キロをこなした。
成果は着実に数字に表れている。4月以降、五千メートル、一万メートルは大会のたびに自己記録を更新した。現在、五千メートルの自己ベストは15分08秒で、昨年の記録を9秒短縮。周囲も「壁を乗り越えた」と期待する。
3年連続3回目の九州一周。過去2回の大会で走った6区間中、5区間で最下位に甘んじた。チームも25年連続最下位と低迷を続ける。
「1人でも上に。昨年とは違う走りを見せたい」。いずれはマラソンへの転身を目指している。それも「大好きな沖縄で走る」のが目標。その第一歩をリベンジを期した記念大会に託している。 (柴田建哉)
     ◇
▽新里定嗣総監督 伸び盛りで若手のホープの1人。これまではムラがあったが、安定感が出てきた。高校時代から駅伝の経験も抱負。持ち前の力を発揮できれば、十分に期待できるランナーだ。
[ 2001/10/23 運動面掲載 ]

各県チーム&選手情報ページトップにもどる>>