西日本新聞電子版 1周年記念プレゼント

超長寿「43歳メジロ」実在せず 複数飼うため虚偽登録 県が調査 大牟田市見過ごす 福岡県

 鳥獣保護管理法でメジロは自治体への登録が義務付けられているが、大牟田市に平均的な寿命(10年)の4倍以上に当たる43歳のメジロ2羽が登録されていたことが判明した。県が立ち入り調査したところ、実際は高齢のメジロはおらず、飼い主が複数のメジロを飼うために書類上ごまかしていた。メジロは1980年から法令で1世帯1羽に飼育が制限されたが、それ以前に飼っていたメジロは継続して飼える。飼い主は毎年の登録でこの規定を悪用し、市も見過ごしていた。

 27日の県議会決算特別委員会で、佐々木允議員(民進党・県政クラブ)の質問に県側が答弁し、明らかになった。

 県によると、登録されたメジロは44市町村に計264羽(9月30日時点)。大牟田市の飼い主を今月19日に立ち入り調査した結果、43歳のメジロは実在せず、未登録のメジロ17羽を違法に飼っていた。メジロは2012年から捕獲も禁止されているが、「自宅に来たメジロをわなで捕まえた」と話したという。県はその場で放鳥させたという。

 県は、市町村側に登録受け付けの際のチェック方法を例示しているが、大牟田市は個体の特徴を調べていなかった。例示に沿ってチェックしていたのは2市町だけで、県は今後、全ての飼い主に立ち入り調査する方針。

この記事は2016年10月28日付で、内容は当時のものです。

→電子版1周年記念!1万円分賞品券やQUOカードが当たる!!

西日本新聞のイチオシ [PR]

西日本新聞のイチオシ [PR]