震災6年半を前に閖上で演奏会 バイオリン音色、亡き子へ

 東日本大震災で犠牲になった中学生14人を慰霊しようと、バイオリニスト柴生田桂子さん(右)を招いて開かれた演奏会=10日、宮城県名取市
東日本大震災で犠牲になった中学生14人を慰霊しようと、バイオリニスト柴生田桂子さん(右)を招いて開かれた演奏会=10日、宮城県名取市
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 東日本大震災から6年半を迎えるのを前に、震災で生徒14人が犠牲になった市立閖上中の遺族会が10日、仙台市のバイオリニスト柴生田桂子さんを招いて演奏会を開き、バイオリンの音色で亡くなった生徒を慰霊した。

 柴生田さんは、14人の慰霊碑に隣接する震災を伝える資料館「閖上の記憶」で、故坂本九さんの「上を向いて歩こう」など5曲を披露。「バイオリンは人間の声に一番近い楽器の一つと言われている。音楽で何か伝わればうれしい」と話した。

 閖上中2年だった次男駿さんを亡くした大川ゆかりさんは「駿は小学3年まで吹奏楽をやっていました。音色に心が休まったと思います」と話した。

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