福岡が神戸を抜いた日、両市の地元は…

政令市5位の人口になったことを記念して、福岡市庁舎には窓の明かりを利用して「5」の数字が浮かび上がった
政令市5位の人口になったことを記念して、福岡市庁舎には窓の明かりを利用して「5」の数字が浮かび上がった
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 暮らしやすく元気のある街がまた一歩、成長した。福岡市の人口が神戸市を抜き全国5位になったことが分かった18日、市民からは歓迎の声が上がり、市は「住みやすさ」などの魅力をあらためて発信するイベントを始めると意気込んでいる。

 「九州のトップランナーとして、この福岡をもっと素晴らしい街にしましょう」。市は速報値を発表後、庁内放送で5位昇格を報告。夜には、市役所の壁面にオフィスの窓明かりで「5」の数字を浮かび上がらせた。この日に備え準備していた「5GO!FUKUOKA」のロゴマークも公表。8月末までの半年間、福岡の食や景観の魅力をPRするイベントなどで使用し、ムードを盛り上げる。

 躍進の要因として暮らしやすさを挙げる市民は多い。夫の定年に合わせ昨年3月に広島市から移住してきた主婦大松孝子さん(62)は「福岡は都会にしては静か。魚はおいしいし緑も豊かだから人が集まるんでしょうね」。大濠公園(中央区)で犬の散歩をしていた主婦水田すな子さん(54)は「もっと上位だと思っていた。天神や博多にはおしゃれな飲食店も相次いでいるし、地下鉄も便利ですから」と話す。

 一方の神戸市は2012年以来、人口減少が続いている。市によると若い世代が就職を機に神戸を離れるケースが増えているという。福岡市の結果を受け、久元喜造市長は「神戸らしい街の魅力やブランド力に磨きをかけ、総合力を高めるまちづくりを進めたい」とのコメントを発表した。

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