《交通》南に行くなら西鉄電車 福岡(天神)駅は街の「へそ」

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西鉄福岡(天神)駅に到着した特急電車
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ターミナルビルの中から現れる西鉄電車
ターミナルビルの中から現れる西鉄電車
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西鉄福岡(天神)駅の北口。朝夕のラッシュ時は人で埋め尽くされる
西鉄福岡(天神)駅の北口。朝夕のラッシュ時は人で埋め尽くされる
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今も記念撮影に来る人が訪れる五郎丸駅(西鉄提供)
今も記念撮影に来る人が訪れる五郎丸駅(西鉄提供)
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■大牟田まで1時間、特急料金なし 
 福岡市の中心部、天神の交通拠点といえば、西日本鉄道の「西鉄福岡(天神)駅」だ。乗降客は、毎日およそ13万人(2014年度)。天神の「へそ」と言っていいだろう。

 福岡(天神)駅は、ソラリアターミナルビル(地上9階地下3階)の2階にある。ここから福岡県南部に延びているのが「西鉄天神大牟田線」。地元では西鉄電車と呼ばれている。

 列車は普通、急行、特急の3種類あるが、急行料金や特急料金はない。天神駅からおおむね1時間に2本出る特急を使うと、西鉄久留米駅まで約30分、終点の大牟田駅までは約1時間で到着する。

 沿線で天神に近い薬院、高宮、大橋などはマンションが密集する住宅地だが、近年は隠れ家的な飲食店も増えていて人気のスポットになっている。

■ソラリアは西鉄の“牙城”

 ターミナルビルの名称になっている「ソラリア」という言葉は、ラテン語の「SOL」(太陽)とイタリア語の「ARIA」(空気)を合わせた造語だ。

 ターミナルビルを中心に、連絡通路でつながる「ソラリアステージビル」(地上6階地下2階)、隣接する「ソラリアプラザビル」(地上17階地下3階)という二つのファッションビルがある。

 西鉄はこの一帯を1986年から13年がかりで整備。「ソラリア街区」と呼んでいる。まさに西鉄の“牙城”で、夕方には、駅北口1階の広場にある大型ビジョン付近が「待ち合わせ」の若者であふれかえる。

 ビル3階は西鉄天神高速バスセンター。県内外からの大勢の利用客がひっきりなしに訪れている。

■フィーバー続く五郎丸駅

 天神駅ホームの乗り場は三つ。駅の出口は、最大の北口、北口横にある通称「ソラリア口」、南口、中央口の計4カ所ある。市営地下鉄の空港線・箱崎線への乗り換えに便利なのは北口だ。

 天神大牟田線には、枝線が2路線ある。学問の神様として知られる菅原道真をまつる太宰府天満宮に行くには、西鉄二日市で太宰府線に乗り換えが必要なので注意を。ただ、1日1本だけ直行便の観光列車「旅人」が出ている。

 もうひとつは甘木線。「五郎丸駅」(久留米市)は、ラッシュ時にしか駅員が出ない無人駅だが、今は注目の的だ。2015年秋のラグビーワールドカップ(W杯)で活躍した五郎丸歩選手=福岡市出身=にあやかって、駅名看板前で拝みポーズの記念写真を撮ったり、駅で560(五郎丸)円区間の切符を買ったりするファンが訪れ、フィーバーが続いている。

 人気のお得きっぷは、太宰府名物梅ヶ枝餅(3個)の引換券が付いて千円の「太宰府散策きっぷ」や、大相撲初場所で優勝した大関琴奨菊の出身地・柳川市での川下りと郷土料理がセットになった「柳川特盛きっぷ」などがある。

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