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福岡の名店「天ぷらひらお」、閉店惜しむ声受け近隣に出店 4月、大名地区に、年内には天神にも

3月27日の営業を最後に閉店する「ひらお天神店」=福岡市中央区天神2丁目
3月27日の営業を最後に閉店する「ひらお天神店」=福岡市中央区天神2丁目
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サクサクに揚がった「ひらお」の天ぷら
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4月中の開店を目指す「ひらお大名店」の出店予定地=福岡市中央区大名2丁目
4月中の開店を目指す「ひらお大名店」の出店予定地=福岡市中央区大名2丁目
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「3月末閉店」を知らせる天神店の貼り紙に、多くのファンがインターネット上で書き込みを寄せた
「3月末閉店」を知らせる天神店の貼り紙に、多くのファンがインターネット上で書き込みを寄せた
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 “食の宝庫”福岡市で行列のできる名店として知られる天ぷら専門店「ひらお」。3月下旬に市中心部にある天神店が閉店することになり、ネット上で「悲報」などと惜しむ声が広がっていたが、4月中にも近隣の大名地区に出店することが分かった。ひらおの青柳正典社長が西日本新聞経済電子版「qBiz」の取材に、「天神店に並んでいただいたお客さまの期待に応えたい」と、出店を明らかにした。年内には天神地区にさらにもう1店舗を出店する方針で、ファンには「朗報」となりそうだ。

 ひらおは1978年設立。新鮮な魚介類をカウンター内の厨房で揚げるオープンキッチンスタイルで、1時間待ちは当たり前という人気店だ。天ぷら定食が770円(キス・白身・青魚・イカ・野菜3品)とリーズナブルで、オリジナルの「いかの塩辛」は食べ放題。「秘密のケンミンSHOW」などテレビ番組でも地元の名店として紹介され、平日はサラリーマン、休日は家族連れ、観光客などでにぎわっている。

 しかし、天神店が入居する天神東宝ビル(天神2丁目)がホテルに建て替えられることになり、3月末で閉館することが決定。天神店は、3月27日の営業を最後に閉店する。それを知ったファンたちがネット上で「悲報」「ひらおが天神からなくなる」「4月以降は難民と化しそう…」などと惜しむ声が広がっていた。ひらおのホームページやフェイスブックにも「天神に店を出して」などと1日2000件を超える書き込みが寄せられていたという。

 こうした声を受け、青柳社長は当初、天神で物件を探したが、条件が合わず、断念。隣接する大名なら「天神のサラリーマンのお客様がランチに通えるギリギリの距離」と判断したという。

 新店の名称は「ひらお大名店」。場所は、福岡市中央区大名2丁目6番20号。旧大名小跡地の西隣にある「UR都市機構大名第三団地」(9階建て)の1階で、2月末に退店した居酒屋「博多一番どり大名店」跡に入居する予定。

 店舗面積は約100平方メートル。客席数はカウンター20席。営業時間は午前10時半~午後9時(ラストオーダー)。メニューや料金、自動販売機で食券を買って注文するシステムなどは天神店と同じ。青柳社長は「大名にあったおしゃれな店にしたい」としている。

 ただ、大名店の客席数は現在の天神店(30席)の受け皿としては「手狭」と判断しており、年内にもう1店舗(20席程度)を天神地区に出店する方針だ。

 ひらおは、資本金5000万円。従業員数は系列会社を含めて約140人。2016年7月期連結決算で、売上高は約13億円。店舗は天神店を含め、福岡市内と福岡県久山町に計6店舗を展開している。

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