櫛田神社に博多織の狩衣 宮司の還暦祝いに贈られる

イチョウの紋があしらわれた博多織の狩衣と、贈られた阿部憲之介宮司
イチョウの紋があしらわれた博多織の狩衣と、贈られた阿部憲之介宮司
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 福岡市博多区上川端町の櫛田神社で13日、筑前織物(同区)が初めて制作した博多織の「狩衣(かりぎぬ)」が阿部憲之介宮司に贈られた。

 阿部宮司の還暦を祝うとともに、博多の伝統文化の発展にも貢献しようと、氏子たちが企画した。依頼を受けた筑前織物の子会社で、新作品評会「博多織求評(きゅうひょう)会」で8年連続、最高賞を受賞している福絖(ふっこう)織物(西区)が制作した。

 狩衣は緑と紫の2種類。博多織の伝統的な献上柄を下地に、同神社のイチョウの紋をデザインした。同社の丸本繁規社長は「初めての試みで構想から制作まで1年ほどかかった。この技術を今後も生かしていきたい」と話した。

 阿部宮司は「博多織らしい献上柄できれい。博多祇園山笠が始まる7月1日からの神事などで着ます」と喜んでいた。

 

=2013/06/14付 西日本新聞朝刊=

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