被災地復興願うおはじき 豪雨禍の三連水車や鵜飼い、小石原焼… 博多人形「白彫会」販売へ

朝倉市や東峰村、大分県日田市の風物が表現された白彫会のおはじきセット「美しい故郷」
朝倉市や東峰村、大分県日田市の風物が表現された白彫会のおはじきセット「美しい故郷」
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 ●31日から新作展

 博多人形師グループ「白彫会」(小副川(おそえがわ)祐二会長)の新作展が31日から11月5日まで福岡市・天神の福岡三越「岩田屋三越美術画廊」で開かれる。名物のおはじきセットの今年のテーマは「美しい故郷(ふるさと)」。九州豪雨で甚大な被害を受けた朝倉市、東峰村と大分県日田市の復興を願い、同地域の風物を所属人形師たちが丹念な絵付けで表現した。

 同会は販売中止となった筥崎宮(東区)の「放生会おはじき」で知られる。秋の新作展でも毎年オリジナルのおはじきを企画し、昨年は初日で完売した。

 今年は、三連水車や原鶴温泉の鵜(う)飼い、日田祇園祭、小石原焼など被災地の人々になじみ深い自然や風景などを描いた20種類に、会場の福岡三越の開店20周年記念のおはじきを加えた全21個。3千円で400セットを用意。31日午前9時から福岡三越1階ライオン口のライオン広場で整理券を配布する。売り上げの一部は被災地に寄付する予定で、小副川会長は「手に取った人が被災地のことを思う一助になれば」と話す。

 新作展は入場無料。一品作24点を含む120点が展示販売される。


=2017/10/28付 西日本新聞朝刊=

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