「博多伝統芸能館」が完成 櫛田神社正面 博多券番の新本拠

完成した博多伝統芸能館の舞台で、あでやかな踊りを披露する博多券番の芸妓たち
完成した博多伝統芸能館の舞台で、あでやかな踊りを披露する博多券番の芸妓たち
写真を見る

 博多券番の芸妓(げいぎ)のけいこ場と地元伝統芸能の発信拠点を兼ねた「博多伝統芸能館」の開設式が3日、福岡市博多区冷泉町の同館などであった。博多祇園山笠で知られる櫛田神社(同区上川端町)の正面という絶好の立地。けいこ場の舞台では来年以降、芸妓の踊りや伝統芸能の披露も計画され、観光の拠点となりそうだ。

 同館は、博多伝統芸能振興会(礒山誠二会長)が、ふくや(同市)所有の4階建てビル1階(約150平方メートル)を約5千万円かけて改装。費用は同社など地元企業の寄付などで賄った。

 施設外観は格子を多用した和のたたずまい。けいこ場の舞台は幅11メートル、奥行き3メートル。客席は畳敷きで約30人を収容できる。楽屋や券番事務所なども備え、廊下の壁紙には博多織の献上柄が施されている。

 この日、櫛田神社で行われた開設式典では、礒山会長が「今後、国内外の観光客が伝統芸能を体験できる拠点としたい」とあいさつ。博多芸妓が勢ぞろいする豪華な踊りなども披露された。


=2017/11/04付 西日本新聞朝刊=

西日本新聞のイチオシ [PR]

西日本新聞のイチオシ [PR]