空海筆の「千字文」を公開 博多区の東長寺

東長寺で公開された「千字文」に見入る見学者
東長寺で公開された「千字文」に見入る見学者
写真を見る

 福岡市博多区御供所町の東長寺で、空海筆と伝えられる秘蔵の書「千字文(せんじもん)」が20日、事前予約した見学者に特別公開された。

 「千字文」は古代中国の長詩で、歴代書家がさまざまな作品を残している。同寺の「千字文」は後半5千字分で、織田信長の所蔵品を「本能寺の変」の際に博多の豪商・島井宗室が持ち出したとされる。

 特別公開は、同市の「博多ガイドの会」の企画。25日までで、予約は既に締め切られている。

 この日は1時間おきに十数人が展示室に入り「千字文」のほか、南北朝時代の釈迦(しゃか)涅槃図(ねはんず)や空海筆の寺号額などに見入った。高校の書道講師(42)=中央区=は「空海の直筆はめったに見られないのでいい機会をいただけた」と話した。

=2018/04/21付 西日本新聞朝刊=

西日本新聞のイチオシ [PR]

西日本新聞のイチオシ [PR]