“大鶴”散策魅力探る 日本風景街道の推進協 「地域の良さ知って」 日田市

井上酒造で散策するワークショップの参加者たち
井上酒造で散策するワークショップの参加者たち
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 美しい風景や歴史・文化を守り、生かしながら地域の活性化に取り組む、日本風景街道「別府湾岸・国東半島海べの道」の推進協議会(事務局・大分市)が、九州豪雨で被災した日田市大鶴地区で身の回りのちょっと変わった風景「世間遺産」を探すワークショップを開いた。

 同地区を元気づけ、住民に地元の良さを知ってもらおうと、日田市の提案を受け16日に開催。市内外の約40人が、地区を散策しながら、老舗酒蔵「井上酒造」や国登録有形文化財「井上家住宅」などを巡った。

 元蔵相の井上準之助の生家としても知られる井上酒造では、準之助の資料などを展示する「清渓文庫」や酒蔵を見学。参加者は展示品のほか広間の「釘隠(くぎかくし)」や木のテーブルの裂け目など、自分なりの世間遺産を見つけて写真に撮った。散策後は、それぞれが撮影した写真を批評して地区の魅力を語り合った。

 協議会の加藤千明事務局長は「日田は歴史のある、豊かで力強い地域。災害にくじけず、今後の町づくりに向けて地域を盛り上げてほしい」とエールを送っていた。

=2017/12/20付 西日本新聞朝刊=

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