口いっぱいに頬張ろう 福岡市・姪の浜の「ショウガとチョコのスコーン」

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 初めて見たとき、「えっ」と思わずメニューを二度見した。なにしろ「しょうがとミルクチョコのスコーン」だ=写真。意外な組み合わせだが、食べてみると爽やかな甘さとスコーンの生地のしっとりとした食感に驚いた。口いっぱいに頬張り、滑舌悪く出た一言が「おいひい!」。

 この斬新なスコーンの作者は、福岡市西区姪の浜にあるカフェ「オオカミの口」の吉浦功一さん(47)、みきさん(43)夫妻。ショウガとミルクチョコの組み合わせは、同市早良区のショウガ生産者「山の農園」の「ショウガとチョコは合うよ」という一言がきっかけだった。「面白そうだと思って作ってみたら、おいしかったの」とみきさん。

 しっとりの理由を尋ねると、間髪入れず「牛乳です」ときっぱり。みきさんの故郷である、福岡県嘉麻市の白木牧場の牛乳じゃないと駄目だという。

 白木牧場といえば、搾りたての牛乳を、加熱殺菌処理しなくても安心・安全にそのまま飲めるという、全国に五つしかない「特別牛乳」を生産する牧場。「いろいろ試してみたけれど、白木牧場の牛乳でないと、しっとり感が出なかった」

 店頭には常時約10種類のスコーンが並ぶ。テークアウトもよいが、納屋を改装したシックな店内で味わうのが私のお勧め。ぜひとも大きく口を開け、ショウガとミルクチョコのスコーンをガブリとやってほしい。きっとあなたも「おいひい!」と叫ぶはず。

 ▼オオカミの口 スコーン250円(テークアウト)、店内飲食時は1個にドリンク付きで700円。電話=092(885)8300(平日は午前11時半、休日は正午から。午後6時閉店。スコーンのみオーダーは午後2時から。土曜定休)

=2018/02/03付 西日本新聞夕刊=

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