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「諏訪敦 2011年以降/未完」

 「複眼的リアリスト」として注目されている現代美術作家、諏訪敦さんの絵画展「諏訪敦 2011年以降/未完」が7日から、福岡市中央区天神のイムズ8階、三菱地所アルティアムで開かれる。11月5日まで。

 諏訪さんが手がける作品の特徴は、超精密な描写力。対象となる人物に綿密な取材を行い、複眼的な考察によって社会的な背景や個のありようを浮かび上がらせてきた。

 本展では、2012年、シリアでの銃撃戦で亡くなったジャーナリスト山本美香さんの肖像画や、満州で亡くなった祖母の姿を描いた「HARBIN 1945 WINTER」など11年以降に描いた絵画26点を展示。「現実を忠実に再現する」という写実の命題を多角的に表現することを試みようと、諏訪さんの制作に迫った短編のドキュメンタリー映像も紹介する。

 入場料は一般400円、学生300円、高校生以下無料。前売り券は各100円引き。7日午後6時半から、諏訪さんが来場者と交流するオープニングレセプションがある。(参加無料で予約不要)。

 問い合わせは、三菱地所アルティアム=092(733)2050。


=2017/10/06付 西日本新聞朝刊=

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