特別展「王羲之と日本の書」 10日から九州国立博物館

■「喪乱帖」など117点

 中国・東晋の貴族で「書聖」と呼ばれた王羲之(おうぎし)の書を源泉とした日本の書の豊かな流れを紹介する特別展「王羲之と日本の書」が10日、福岡県太宰府市の九州国立博物館で開幕する。4月8日まで。

 王羲之の肉筆はすべて失われているが、文字の輪郭を極細の筆で薄い紙に写し取る「搨摸(とうも)」など精密な複製が残っている。同展では、王羲之の書状集「喪乱帖(そうらんじょう)」など4点の搨摸を含む計117点を紹介。日本の書では、平安時代の「三筆」に挙げられる空海の「灌頂歴名(かんじょうれきめい)」(3月13日~25日展示)のほか、近衛信尹(のぶただ)筆・長谷川等伯画の「檜原図屏風(ひばらずびょうぶ)」(2月10日~3月11日展示)や西郷隆盛の額字「敬天愛人」(同)などを展示する。

 入場料は一般1600円、高大生千円、小中生600円。前売り券は各200円引き。主要プレイガイドで販売中。問い合わせはNTTハローダイヤル=050(5542)8600。


=2018/02/01付 西日本新聞夕刊=

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