代表作80点を一堂に 「日本の美 佐賀のDNA 人間国宝四人展」

濁手撫子文鉢(故十四代酒井田柿右衛門氏作)
濁手撫子文鉢(故十四代酒井田柿右衛門氏作)
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■29日から 佐賀県立美術館
 
 佐賀県が生んだ重要無形文化財保持者(人間国宝)の作品を一堂に紹介する特別展「日本の美 佐賀のDNA 人間国宝四人展」が29日、佐賀市城内の佐賀県立美術館で開幕する。1月19日まで。

 工芸分野の人間国宝は現在全国に五十数名いるが、そのうち井上萬二氏、中島宏氏(以上陶芸)、鈴田滋人氏(染色)が佐賀県内で精力的な創作活動を行っている。本展ではこの3人に、6月に亡くなった故十四代酒井田柿右衛門氏を加え、佐賀の奥深い「ものづくり」の風土を探る。

 会場では故柿右衛門氏の筆がさえる「濁手撫子文鉢(にごしでなでしこもんはち)」をはじめ、純白の磁肌と造形美を追究した井上氏の白磁、幽玄な「青」の世界が広がる中島氏の青磁、四季の草花を優美にちりばめた鈴田氏の木版摺更紗(もくはんずりさらさ)を紹介。作家自らが選んだ80点を展示し、創作の軌跡を紹介する。

 入場料は一般1200円(前売り千円)、高校生以下無料。月曜休館。12月23日と1月13日は開館し翌日閉館。12月29日~31日は閉館。問い合わせは同美術館=0952(24)3947。

=2013/11/21付 西日本新聞朝刊=

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