画業振り返る85点紹介 「田崎廣助 巨匠、八女よりいづる」

展示作品から「阿蘇山」(1983年、田崎美術館蔵)
展示作品から「阿蘇山」(1983年、田崎美術館蔵)
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■2月23日まで筑後市で
 
 筑後が生んだ洋画家、田崎廣助(1898~1984)の画業を振り返る特別展「没後30年 田崎廣助 巨匠、八女よりいづる」が2月23日まで、福岡県筑後市津島(JR「筑後船小屋」駅前)の九州芸文館で開かれている。

 田崎は現在の同県八女市立花町の生まれ。筑後の先輩画家である青木繁や坂本繁二郎の影響を受けて洋画家を志す。阿蘇や富士など雄大な山の自然を明快な構図と豊かな色彩で描き、75年に文化勲章を受章した。

 会場では絶筆となった「阿蘇山」(83年)など、本人から寄贈を受けた福岡市美術館や、遺言によって建設された田崎美術館(長野県軽井沢町)の収蔵品を中心に85点を展示。創作の軌跡を紹介する。福岡県庁の壁画、JR鹿児島中央駅を彩るステンドグラスの油彩原画も展示する。

 入場料は一般500円、高校・大学生300円、65歳以上300円、中学生以下と土曜日入館の高校生は無料。月曜休館。問い合わせは九州芸文館美術展実行委員会事務局=092(643)3724。


=2014/01/16付 西日本新聞朝刊=

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