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トビムシ 刺激受けると、跳びはねて逃げる

キノコを食べているマルトビムシの一種
キノコを食べているマルトビムシの一種
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アカイボトビムシ。地上に落ちた枯(か)れ葉の中から見つかった
アカイボトビムシ。地上に落ちた枯(か)れ葉の中から見つかった
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全身赤色のトビムシの一種。落ち葉の下の土の中から現(あらわ)れた
全身赤色のトビムシの一種。落ち葉の下の土の中から現(あらわ)れた
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ハマトビムシ。同じトビムシという名前がついているが、昆虫ではなく、甲殻(こうかく)類のヨコエビの仲間。海岸の砂浜(すなはま)などにすんでいて、ピンピンとはじけるように跳びはねる
ハマトビムシ。同じトビムシという名前がついているが、昆虫ではなく、甲殻(こうかく)類のヨコエビの仲間。海岸の砂浜(すなはま)などにすんでいて、ピンピンとはじけるように跳びはねる
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 一般(いっぱん)にはあまりなじみのない姿(すがた)と名前の虫ですが、その体の大きさからして、ほとんどのものが5ミリ以下です。その上、すんでいる場所も薄暗(うすぐら)い地上の落ち葉の下とか、土の中なので、目立ちません。

 ただし、数が少ないのかというとそうではなく、そんな場所ならどこにでもいるといってもよい虫なのです。ときにはキノコの裏(うら)などに何百匹(ぴき)もの大集団(しゅうだん)でいるのが見つかることもあります。

 刺激(しげき)を受けると、やたらと跳(と)びはねて逃(に)げるので、どんな姿をしているのかさえはっきりと見ることができないくらいです。

 跳びはねる昆虫(こんちゅう)といえば、普通(ふつう)、バッタなどのように脚(あし)を使って跳(は)ねるものですが、トビムシの場合は脚ではなく、腹(はら)のところに特別に跳ねるためだけに必要な「道具」といえるようなものが備(そな)わっていて、それを使って、いつでもすごいスピードで跳びはねることができるのです。

 多くのものが地上に落ちた落ち葉を食べて生活しているので、落ち葉の分解(ぶんかい)者としての大きな役割(やくわり)を持っている虫ともいわれています。

 体の色は薄茶(うすちゃ)や灰色(はいいろ)のものが大部分なのですが、この写真で見られるような派手(はで)な色をした種類がときどき見つかることがあります。


=2017/05/16付 西日本新聞朝刊=

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