原爆死没者名簿に「風通し」

原爆死没者名簿に風を通す長崎市職員
原爆死没者名簿に風を通す長崎市職員
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 梅雨の前に、原爆死没者名簿を外気にさらす「風通し」の作業が5月26日、長崎市の国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館でありました。

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 手袋をした市職員12人が、原爆投下の午前11時2分に黙とうをささげた後、名簿171冊をていねいにめくり、傷みがないかを確認しながら風を通しました。

 名簿は1968年から作成しています。昨年から新たに3383人が加わり、死没者総数は16万8793人となりました。8月9日の平和祈念式典で奉安されます。

 被爆3世の市職員吉村美咲さん(22)は「9年前に他界した祖父を思いながらめくりました。想像以上の量で胸が痛みました」と話しました。

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=2016/06/03付 西日本新聞朝刊=

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