ニュージーランドを訪ねて こども特派員報告<下>

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ホテルのフロント前で、小谷和也さん(中央)はこども特派員たちに仕事のやりがいを話してくれた
ホテルのフロント前で、小谷和也さん(中央)はこども特派員たちに仕事のやりがいを話してくれた
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ホームステイをした家がある街並みは緑が多く、のんびりとしていた
ホームステイをした家がある街並みは緑が多く、のんびりとしていた
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ホームステイでは、ニュージーランドの名物「フィッシュ&チップス」も食べた
ホームステイでは、ニュージーランドの名物「フィッシュ&チップス」も食べた
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 今日は10日付に続き、こども特派員4人が春休みに取材したニュージーランドのオークランドの報告です。現地のホテルで働く日本人の若者や、ホームステイのことなどを紹介します。

【紙面PDF】ニュージーランドを訪ねて こども特派員報告<下>

 ●海外で働く 夢をかなえたホテルマン 小谷和也さんに話を聞いた 福岡県太宰府市出身の29歳

 海外で活躍する夢をかなえた若者に会いたい‐そう思っていたこども特派員たちは高級ホテル「スタンフォード・プラザ・オークランド」で働く福岡県太宰府市出身の小谷和也さん(29)を訪ね、話を聞いた。

 小谷さんは専門学校を卒業後、東京のホテルに3年間勤め、4年前から現在のホテルで働いている。館内のレストランでの接客、ベルボーイ(客の荷物運びなどをする仕事)を経て、今はフロントでチェックインなどを担当している。

 どうしてニュージーランドを選んだのかを聞くと、小谷さんは「海外が好きで、英語の勉強をしたかったから」と言い、「ここは気候が良くて、街を歩いても気分がいい。人ものんびりしています」と話した。

 とはいえ、最初は言葉の不安があったという。それでも「何とかなるかな、と思ってやって来て、何とかなりました」と笑う。日本と違うと思うのは「残業がほとんどなく、プライベートの時間を大事にするところ」だそうだ。

 これから海外に行く若い人へのアドバイスを聞くと、「学生時代に英語の勉強を頑張った方がいいです。そして、外国に行ったら、まず1人でいいから話しやすい人を見つけ、仲良くなること。すると、だんだん誰とでも話せるようになります」と教えてくれた。

 田口特派員は「外国から来てホテルの顔であるフロントを任せられるのはすごい。努力をする小谷さんはガッツがある」と思った。

 ●優しかったホストファミリー ホームステイ体験

 今回のオークランド訪問では、福岡市の留学サポート会社「ジーナ&パートナーズ」が手配してくれたホームステイを体験した。こども特派員4人は、男女2人ずつ二つの家庭に分かれ、3日間お世話になった。

 男子が泊まったのは、マイクさん(69)とシェイラさん(76)夫妻の家。ホストファミリーを22年続け、世界各地の若者を受け入れてきたという。ベッドのある客室が三つあった。

 「2人は毎日はだしで、ソファに座って、おしゃべりをして、すごくのんびりしていた」(山田特派員)「僕たちを心配してくれたり、注意したり、家と親がもう1組できたようで楽しかった」(田口特派員)

 一方、女子はニックさん(46)とリズさん(42)夫妻の家に泊まった。2人はホームステイを仕事にしていて、芝特派員は「夫のニックさんが朝食を作るなど家事をしている姿が印象的だった」。英語にジェスチャーを交え、簡単な単語で話しかけてもらった倉掛特派員は「2人は温厚で、とても優しい」と安心して過ごすことができた。

 食事にはステーキやソーセージ、パン、デザートなどがたくさん出てきて、とてもおいしかった。

 ●ふれあい農場でえさやり

 ○…オークランドの郊外にあるふれあい農場「キウィ・バレー・ファーム・パーク」にも行った。あいにく激しい雨が降っていたので農作業の手伝いはできなかったが、ウサギやアヒル、ミニブタなどにえさをやった。馬や水牛、ヒツジも飼われていて、家族連れが遊びに来たり、学校の遠足で利用されたりするほか、「誕生会や結婚式の会場にもなって、とても人気があるそうだ」(芝特派員)。

 ●映画スタジオを見学

 ○…ニュージーランドの映画製作は世界的に有名だ。こども特派員たちは、映画やテレビ番組などを撮影しているオークランドのウォウスタジオを見学した。コミカルなテレビ番組のリハーサルを見て、倉掛特派員は「迫力があって、とってもおもしろかった」と大満足。田口特派員は、映画に使われる家の模型を熱心に見つめ「屋根の上のコケまで細かく再現されている」と驚いた。

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=2017/05/13付 西日本新聞朝刊=

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