第7期こども記者が卒業<上>勇気を持って一歩 知らない世界が見えた

九州新幹線の熊本総合車両所を取材した=2017年4月22日掲載
九州新幹線の熊本総合車両所を取材した=2017年4月22日掲載
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「もの知りこどもタイムズ」の第7期こども記者64人が、7月末で1年間の任期(にんき)を終え、「卒業」しました。最初は取材するのに緊張(きんちょう)していたこども記者も、回を重ねるにつれ、堂々と質問(しつもん)し、記事が書けるように成長しました。こども記者の感想を2回に分けて紹介(しょうかい)します。

【紙面PDF】第7期こども記者が卒業<上>勇気を持って一歩 知らない世界が見えた

 ●麻生 鈴菜記者

 最初の取材では質問(しつもん)などができなかったが、2回目からはできるようになった。苦手だった要約や文章表現(ひょうげん)が、こども記者になって得意になった。

 (福岡市・香陵小6年)

 ●家永 偲道記者

 トーテムの取材では普通(ふつう)入ることができない舞台(ぶたい)裏(うら)に行き、びっくりすることだらけだった。自分の記事が新聞にのったときは、とてもうれしかった。

 (福岡県うきは市・千年小5年)

 ●池田 小春記者

 福岡(ふくおか)市総合(そうごう)図書館では、倉庫の大きさや本の数にびっくりした。取材を通して、知らなかったことや分からなかったことを聞くことができ、良い経験(けいけん)になった。

 (福岡市・香陵小5年)

 ●池田 華美記者

 取材で人に質問(しつもん)するのはとても勇気がいった。おかげで今は学校でも発表できるようになった。こども記者になり、勇気を持てた自分を忘(わす)れず頑張(がんば)る。

 (福岡県朝倉市・久喜宮小5年)

 ●板木 優季記者

 こども記者として取材先で話を聞いたり、実際(じっさい)に体験させてもらったりした。普段(ふだん)知ることのできないことをくわしく知ると、いろいろな人の深い思いが伝わってきて、その思いをたくさんの人に伝えたいと一生懸命(いっしょうけんめい)文章にした。大変なこともあったが、やりがいを感じた。改めて新聞の意味と良さを感じることができた。

 (福岡市・城南小5年)

 ●稲川ひまり記者

 詩を書くってなんて楽しいんだろう。この1年を通してふくらんだ気持ちだ。あこがれの谷川俊太郎(たにかわしゅんたろう)さんにも会えた。こわがらずに人の話を聞いていきたい。

 (福岡市・西新小5年)

 ●井上 佳音記者

 雅楽(ががく)と和傘工房(わがさこうぼう)の取材に行き、日本の歴史の美しさ、魅力(みりょく)に圧倒(あっとう)された。相手が伝えたいことは何かを考えて取材するのは大変だったが、勉強になった。

 (福岡県宗像市・河東中3年)

 ●入江 環記者

 有明海(ありあけかい)水族館、マリンワールド、ミカン農家を取材した。裏(うら)で頑張(がんば)っている人がいることや、安心して食べられるミカンを作る人の思いを知った。

 (福岡市・福岡雙葉小5年)

 ●上田 侑茉記者

 ジャパネットとホークスを取材した。書きたいことは多くあったが、厳選(げんせん)して書く難(むずか)しさを実感した。経験を生かし、アナウンサーになれるよう頑張(がんば)る。

 (福岡県遠賀町・遠賀中2年)

 ●上村 晄大記者

 一番楽しかったのはホークスのスタッフの取材。元選手の帆足(ほあし)さんや金子(かねこ)さんは、とても気はくがあった。事前に調べて取材する大切さを感じた。

 (福岡市・西新小5年)

 ●魚住 志帆記者

 こども記者になって「詩の芽」に投稿(とうこう)し、もともと好きだった詩を書くことをがんばるようになった。講評(こうひょう)をもらうことで、工夫して書くようになった。

 (熊本市・託麻南小6年)

 ●浦川 蓮記者

 人と話す楽しさや大切さを学んだ。取材で会う人と話すのが楽しく、やりがいを感じた。九州大の森田浩介(もりたこうすけ)教授(きょうじゅ)やジャパネットの中島(なかしま)さんからも多くを学んだ。

 (福岡市・塩原小6年)

 ●大神 里奈記者

 他の学校の子と交流したり、取材で貴重(きちょう)な話を聞かせてもらったり、いい経験(けいけん)になった。到津(いとうづ)の森公園では、怖(こわ)かった動物にさわれるようになりうれしかった。

 (福岡市・多々良小6年)

 ●越智 惺椛記者

 1年間で3回の取材に参加した。牛の飼育(しいく)の仕方を教わったり、畑仕事の苦労を知ったり…。取材でさまざまな人と関われて良かった。

(福岡県久留米市・久留米信愛女学院中1年)

 ●尾畑 実優記者

 書くのは大変だったが、自分の書いた記事が新聞にのったときはうれしかった。新聞は当たり前のように家に届(とど)くが、多くの苦労があることを実感した。

 (福岡県筑前町・三輪中1年)

 ●甲斐 翔太記者

 1年間こども記者をやって、できるようになったことがたくさんある。知らない人とも積極的に話ができるようになった。他のこども記者とも友達になれた。最初は僕(ぼく)なんかにできるのかと心配したが、取材を重ねるうちに、僕にもできるという自信がついた。僕の一生の思い出に残る1年間だった。

 (福岡県飯塚市・庄内小6年)

 ●川瀬 光生記者

 はじめは、きちんと取材ができるかという不安があった。だが回を重ねると、苦手だった作文が苦にならなくなり、人に会って取材するのが楽しくなった。

 (福岡県朝倉市・甘木中3年)

 ●川端 飛鳥記者

 人と人とのコミュニケーションの大切さを学んだ。取材先の方々、一緒(いっしょ)に行ったこども記者、編集部(へんしゅうぶ)の方など、初めて会う方との会話はどきどきしたが、勇気を持って一歩踏(ふ)み出すと、知らなかった世界がたくさん見えた。積極的に投稿(とうこう)した「詩の芽」では、短い文章の中に思いを込(こ)め、想像(そうぞう)が広がった。

 (福岡市・福岡雙葉小5年)

 ●来島 知希記者

 初めは緊張(きんちょう)したが、取材を重ねるにつれてコミュニケーション能力(のうりょく)がついた。僕(ぼく)の好きな魚についての取材が多く、自分で描(か)いた魚の絵も掲載(けいさい)された。

 (福岡県宮若市・宮田南小6年)

 ●北 忠明記者

 いろいろな人と関わりたいという思いでこども記者になった。最初のころは、取材は難(むずか)しいだろうと思っていたが、慣(な)れてくるとできるだけたくさんの質問(しつもん)をしようと努力するようになった。行ける取材には積極的に参加したので、多くの人の話を聞くことができた。おかげで学校でも話す力、聞く力が身に付いた。

 (福岡市・西新小6年)

 ●城戸 淳壱記者

 元素(げんそ)のニホニウムを発見した九州大の森田浩介教授(もりたこうすけきょうじゅ)を取材した。元素のでき方を説明してくれた。教授が大切にしている「謙虚(けんきょ)さ」を忘(わす)れずに夢(ゆめ)を追い続けたい。

 (福岡市・有住小5年)

 ●城戸 美咲記者

 休日図書館に行き、記者の目線で見ると「大人から子どもまでいろいろな人がいるなあ」と今まで気付かなかったことが見えてきた。この経験(けいけん)を役立てたい。

 (福岡市・西福岡中1年)

 ●木下 奏音記者

 入ったことのない現場(げんば)に入り、自分で考えたことを質問(しつもん)できて良かった。新聞には記者の苦労があることを知った。話を聞きながらメモを取る難(むずか)しさを実感した。

 (福岡県筑前町・夜須中1年)

 ●倉掛 愛奈記者

 貴重(きちょう)な体験をさせてもらった。心に残っているのは南蔵院(なんぞういん)の取材。日本の昔の文化に関わることができた。一つ一つの取材でたくさんのことを学んだ。

 (福岡県筑前町・夜須中1年)

 ●倉橋 凛子記者

 取材を通して、人前で話すことができるようになった。いろいろな職業(しょくぎょう)の人に質問(しつもん)するのは緊張(きんちょう)したが、こども記者だから入れる所に行って取材できて良かった。
 (福岡市・福大大濠中3年)

 ●小宮 衣織記者

 取材でいろいろな人の生きざまや仕事を知り、仕事に責任(せきにん)と誇(ほこ)りを持っているということが分かった。将来(しょうらい)やりたいことを仕事にできるよう努力したい。

 (福岡市・筑紫女学園中2年)

 ●斎藤 愛記者

 作文力が一番ついたと思う。なぜなら学校の先生から作文をたのまれたり、作文で賞をもらったりしたからだ。自分でも文を書くことが好きになった。

 (福岡県飯塚市・片島小5年)

 ●坂田すみれ記者

 こども記者で学んだことは、記事の書き方と相手への礼儀(れいぎ)だ。簡潔(かんけつ)に分かりやすく伝えるために、自分の言葉で表現(ひょうげん)することを学んだ。そして当たり前のことだが、取材先の方たちにきちんとあいさつしたり、話をしっかり聞く姿勢(しせい)を持つというような、取材する側もされる側も気持ち良く行うことの大切さが分かった。

 (福岡市・西高宮小6年)

 ●佐々木寛太記者

 三つの力がついた。まず質問(しつもん)力。面白い記事になるよう質問した。次に伝える力。作文が上達した。そして臨機応変(りんきおうへん)に対応する力。将来は絵本作家を目指したい。
 (福岡市・平尾小6年)

 ●佐藤 博武記者

 心に残った取材は平成筑豊(ちくほう)鉄道。目前で見た電車は迫力(はくりょく)があり、格好(かっこう)良かった。また、いろいろな人が関わり合って新聞はできていると感じた。

 (福岡県宗像市・宗像中2年)

 ●志垣 大和記者

 自分の好きなことを取材したのは楽しかった。何度も取材に行くと人の力と温かさを感じるようになった。名残惜(なごりお)しいが、特派員(とくはいん)として頑張(がんば)りたい。

(福岡県大野城市・大利小6年)

 ●芝原 凛記者

 いつもできない体験ができ、普段(ふだん)入れない所に入れたので、こども記者になって良かった。記者の人がきれいな文章にまとめてくれてすごいと思った。

 (福岡県春日市・春日原小5年)

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=2017/08/02付 西日本新聞朝刊=

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