【こども記者だより】「からだのひみつ」を体験 ほか

巨大な人体模型の中で「絨毛」にさわった
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飛行機の誘導の仕方を教えてもらった
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掲載絵解き <br />
掲載絵解き
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 きょうは、こども記者だより特集です。こども記者や“卒業生”のこども特派員たちは、この夏もいろんな体験をしています。6月から8月にかけて学校行事やイベントなどに参加し、取材したことを報告します。

【紙面PDF】こども記者だより 「からだのひみつ」を体験 ほか

 ●「からだのひみつ」を体験

 ▼北九州市・引野中1年 鈴木 彩日特派員

 ▼北九州市・引野小5年 鈴木 智喜記者

 遊びながら人体の仕組みを学ぶ催し「からだのひみつ大冒険2017」が、9月3日まで北九州市小倉北区の西日本総合展示場本館で開かれている。私たちきょうだいは8月9日、展示を体験し、健康な生活について考えた。

 この催しは九州では14年に同市で初開催され、今回が2回目。私たちは「3年前も来たが、今回は展示物が増えていた」とわくわくした。初展示の目玉が空気でふくらませた全長40メートルの巨大な人体模型だ。口、食道、内臓、肛門と内部を探検しながら、食べ物が消化・排せつされる仕組みを説明パネルやクイズで分かりやすく紹介している。小腸にある突起「絨毛(じゅうもう)」のモデルに触れながら、栄養を吸収する働きなどを知った。

 人体模型を出ると、足のにおいなどの原因を探る「体臭ソムリエ」など、ゲーム感覚で知識を得るコーナーが並ぶ。智喜記者はさまざまなおならの音を再現する「ブー!プー!スー!」の展示に注目。「おならの音は毎回変わる。リラックスしているときは低い音が出るらしい」と驚いた。

 彩日(あやか)特派員のおすすめは「イライラ手術台」。テーブルの上に描かれた患者の体の各所に開いた穴から、トングを使って臓器の模型を取り出す。穴のふちに触れると赤ランプが点灯しブザーが鳴る仕掛けだ。彩日特派員は「臓器の形、骨でも大きさや長さが違うことなど体の仕組みが分かった」。

 展示を通じてストレスが体に与える影響を知った智喜記者は、運動や勉強で忙しい毎日の生活を振り返り、「規則正しい生活をしてストレスを無くし、リラックスすることが体のためには大事だ」と感じた。

 ◇入場料は中学生以上1400円、3歳以上900円。イベント事務局=070(5022)9570。

 ●搭乗手続き、飛行機誘導… 「空」の仕事学ぶ

 ▼尾中 綸咲特派員 佐賀県唐津市・佐志小6年

 ▼福岡県大野城市・大利小6年 古賀 叶特派員

 ▼福岡市・福教大付属福岡小6年 吉原 鈴特派員

 飛行機の運航にかかわる仕事について学ぶ「夏休みANA親子航空教室」が7月29日、福岡市博多区の福岡空港で開かれた。私たちも参加し、取材した。

 ANA福岡空港が開いたイベントで、小学生と保護者計63人が参加した。まずは空港内で働く人たちの仕事について教わった。搭乗手続きなどをするグランドスタッフ(地上係員)は、手続きのときには乗客の荷物だけでなく、ペットを預かることもある。カブトムシなどは小さくて鳴かないため、ほかの乗客に配慮した上で機内持ちこみができると聞いて少しおどろいた。搭乗案内も仕事の一つで、おくれてきた乗客を搭乗口まで走って誘導することもあるそうだ。

 整備士はタイヤがすりへっていないか、機体にへこみなどがないかなどを点検する。飛行機は朝から夜まで飛んでいるから、まだ日がのぼらないうちから仕事をすることもある。飛行機を動かすには「縁の下の力持ち」といえる人がたくさんいて、同社では約800人が働いているそうだ。

 特別に用意された子どもサイズの制服を着て、仕事の体験もした。搭乗手続きでは、参加した子どもたちが保護者を乗客役に、搭乗券に見立てた紙に名前や行き先を記入してわたす作業をした。飛行機の地上誘導では、卓球のラケットのような形をしたオレンジ色の「パドル」という道具をふる模擬体験をした。

 ●家族への感謝 言葉で伝えたい

 ▼長崎県佐世保市・聖和女子学院中3年 中村 真子特派員

 私が通う聖和女子学院中には、「家族への感謝の日」という伝統行事がある。今年は6月21日に開催され、全生徒と保護者を合わせて約250人が参加した。

 参加者は講堂に集まり、日頃の感謝の気持ちを花に見立てて、マリア像の前に献花した。その後、2年生が「いつもありがとうございます」などと言いながら、アップルパイや飲み物を配った。1年生の英語の歌と自己紹介がかわいかった。保護者と話をしたり、展示された絵を見たりして、笑顔があふれる時間を過ごすことができた。

 卜部(うらべ)篤志校長(64)は「この行事をきっかけに、家族への感謝の気持ちを言葉で伝えられるようになってほしい」と語り、3年の穂山未久さん(15)は「普段伝えられない感謝の気持ちを伝えられる、いい機会になった」と笑顔で話した。

 私は、この行事を通じて「言葉にすると照れくさい『ありがとう』の気持ちは大切だ」と改めて感じた。だから、読者のみなさんにも家族に「ありがとう」を伝えてほしい、と思った。

【紙面PDF】こども記者だより 「からだのひみつ」を体験 ほか


=2017/08/23付 西日本新聞朝刊=

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