印籠に“江戸の粋” 九州国博 外国人ら収集138点展示

九州国立博物館で開かれているトピック展示「江戸の粋、印籠」
九州国立博物館で開かれているトピック展示「江戸の粋、印籠」
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 太宰府市の九州国立博物館で、江戸時代から明治時代にかけて作られた印籠を紹介するトピック展示「江戸の粋、印籠」が開かれている。フィンランドの収集家が集めた印籠を中心に138点を展示。来年3月10日まで。

 印籠は、江戸時代に武士や富裕商人などが腰に下げていた装身具。高さ10センチ弱の表面に、金粉をまいて漆で固める「蒔絵(まきえ)」や、貝殻を埋め込む「螺鈿(らでん)」などの技法を施し、人物や動植物を描いている。明治期には海外のコレクター向けに輸出された。

 今回は、フィンランド在住のクレス夫妻が30年以上かけて収集したコレクションを国内初公開。同博物館は「多彩なデザインと精巧な技術を見てほしい」としている。

 原則月曜休館で、24~31日も休館。観覧料は、常設展示も含め一般420円、大学生130円、高校生以下と70歳以上は無料。NTTハローダイヤル=050(5542)8600。

=2012/12/21付 西日本新聞朝刊=

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