おかえり「日本の至宝」 九博でボストン美術館展内覧会

表情豊かな「雲龍図」に見入る内覧会の観覧客=26日午後、福岡県太宰府市の九州国立博物館
表情豊かな「雲龍図」に見入る内覧会の観覧客=26日午後、福岡県太宰府市の九州国立博物館
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 来年1月1日から始まる特別展「ボストン美術館 日本美術の至宝」(西日本新聞社など主催)の開会式と内覧会が26日、会場となる福岡県太宰府市の九州国立博物館であった。質量ともに世界屈指と名高い米・ボストン美術館の日本美術コレクションから、絵画の名品にしぼって46作品を紹介する展覧会を約800人が一足先に楽しんだ。

 ボストン美術館は、明治期にビゲローやフェノロサ、岡倉天心の審美眼によってコレクションの基礎を築いたと同時に、天心が開設した東洋絵画修復室を備えているのが特長。特別展に向けては鎌倉時代の仏画など32点の修復を行い、なかでも江戸中期の画家曽我蕭白(そがしょうはく)の「雲龍図」は、5年がかりでふすまに仕立て直しての初公開となる。

 九博の三輪嘉六館長は開会式で「丁寧に扱われてきた名品の数々を披露できることに感謝したい」とあいさつした。

 会期は3月17日まで。入場料は一般1500円、高校・大学生千円、小中学生600円。NTTハローダイヤル=050(5542)8600。

=2012/12/27付 西日本新聞朝刊=

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