火炎土器の魅力紹介  セラミックス複製も初公開 九州国博

新潟県津南町で出土した日本最大級の火炎土器
新潟県津南町で出土した日本最大級の火炎土器
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 縄文時代に新潟地方で作られた火炎土器を紹介する企画展「雪と火炎土器」が22日、太宰府市の九州国立博物館で始まった。3月17日まで。

 火炎土器は縄文土器の一種で、新潟県の信濃川流域などで多く出土している。燃えさかる炎のような模様が特徴。美術家の故岡本太郎さんが芸術性を見いだしたことでも知られる。

 企画展では、同県津南町の道尻手(どうじって)遺跡で出土した日本最大級の火炎土器などが並ぶ。日本有数の豪雪地帯で作られたことから、わら製の長靴など雪国の暮らしで使われる品々も合わせ、計約40点を展示している。

 また、同博物館などが作った、セラミックス製の火炎土器の複製(実物大)も展示。文化財の複製を屋外に並べる「野外ミュージアム」の実現に向けて開発したもので、今回が初公開となる。担当者は「縄文人がどのような思いで火炎土器を作ったのか、想像してほしい」と期待している。

 一般420円、大学生130円、高校生以下と70歳以上は無料(特別展「ボストン美術館 日本美術の至宝」の半券でも観覧可)。NTTハローダイヤル=050(5542)8600。


=2013/01/23付 西日本新聞朝刊=

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