児童も参加、国博にわか 31日「来ちゃってんない」

芝居仕立ての段物にわか「入った泥棒に教えられ」の舞台の一場面
芝居仕立ての段物にわか「入った泥棒に教えられ」の舞台の一場面
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 博多仁和加(にわか)振興会(長谷川法世会長)は31日午後1時から九州国立博物館(太宰府市)の1階ミュージアムホールで「博多にわか笑演会」を開く。「九州国博で博多伝統の話芸を楽しんでつかあさい」と企画した。芝居仕立ての「段物にわか」や一口にわかとともに子どもたちも“国博初舞台”を踏み、幅広い層で楽しめる話芸をアピールする。

 博多にわかは、半面を着け、匿名感覚で日常生活や世相を風刺したり、ちゃかしたりする言葉遊び。福岡市の無形民俗文化財になっている。同振興会所属のにわか鉄道、博多にわか道場、博多にわか塾など7グループが参加する。

 公演は約2時間。1人での「一口にわか」、2人の「掛け合いにわか」などがあり、小学生7人も参加し、練習の成果を披露する。このほか、会場から題を出してもらってその場で創作する「即席にわか」なども披露する。

 「段物にわか」は、梅木繁良さん(78)作「入った泥棒に教えられ」。高齢の母親の世話を誰がみるか、で親子げんかをしているところを侵入していた泥棒に諭されハッピーエンドになる、という話。博多にわか道場のベテランで、甘木盆俄(ぼんにわか)の指導者でもある和田好矩さん(89)の現役引退記念の上演でもある。

 同振興会の板谷及功(ちかのり)理事長(71)は「庶民性のある風刺の精神を楽しんでほしい。博多にわかが、誰にでもできるようにしたい」と話している。

 入場無料。問い合わせは板谷理事長=092(651)2504。

=2013/03/20付 西日本新聞朝刊=

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