文化財に見る八幡信仰 九博で33点展示 3月13日まで

八幡神を氏神とした源頼朝が奉納したと伝えられる鎌倉時代の「螺鈿鞍(らでんぐら)」
八幡神を氏神とした源頼朝が奉納したと伝えられる鎌倉時代の「螺鈿鞍(らでんぐら)」
写真を見る

 九州国立博物館(太宰府市)の4階文化交流展示室で、九州生まれの「八幡信仰」に焦点を当てたトピック展「祈りのかたち 八幡」が催されている。大分・宇佐の地方神だった八幡神が、中央の朝廷から庶民まで幅広く信仰されるまでの歴史を貴重な文化財で紹介している。3月13日まで。

 九博の開館10周年だった昨年は、天皇が宇佐神宮(大分県)に10年に1度の勅使を遣わせた年だったこともあり、「1300年を越える歴史をもつ八幡信仰を振り返ってみたい」(九博企画課の鷲頭桂研究員)との考えから企画したという。

 展示は第1章「八幡信仰の成立」、第2章「武士の八幡信仰」、第3章「文芸の中の八幡」で構成。国重要文化財「八幡三神像」(鎌倉時代)や国宝「元暦校本万葉集第六巻」(同)など計33点を展示し、八幡信仰の広がりをたどれるように工夫されている。


=2016/02/07付 西日本新聞朝刊=

西日本新聞のイチオシ [PR]

西日本新聞のイチオシ [PR]