障害者のアート100点 九博で展示 4月3日まで

障害のある芸術家の作品を展示している「コミュニケーション・アート展」
障害のある芸術家の作品を展示している「コミュニケーション・アート展」
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 発達障害やダウン症などの障害がある人の芸術活動を支援するNPO法人「コミュニケーション・アート」(大野城市)の会員による作品展が、太宰府市の九州国立博物館で開かれている。4月3日まで、入場無料。

 同法人の造形教室に通う5歳から50歳代の約80人の水彩画やアクリル画、切り絵、革製品など約100点を展示。吉田圭佑さん(22)のアクリル画「サーカス」はゾウやライオン、クマ、ピエロなどが楽しげに芸を披露する様を描いた。梅野雄佑さん(26)のアクリル画「上空のハヤブサ」は大空を雄大に飛ぶハヤブサを、大胆な構図で表現。高山凌賀さん(21)のコラージュ作品「What?」は、色鉛筆で描かれたライオンやジャガーなどの獣がユーモラスな表情を浮かべる。

 会場の入り口には、アルミ製の導管を組み合わせて大樹に見立て、立方体の発泡スチロールに会員一人一人が折り紙を思い思いに切り貼りした作品をつるしたオブジェ「夢のなる樹」も置いた。同法人の松沢佐和子理事長は「みな私たちが思いも寄らぬ発想を持っている。作品を見て、その可能性を感じてほしい」と話した。同法人=092(404)7221。


=2016/03/31付 西日本新聞朝刊=

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