10月から九博で高山寺展

 九州国立博物館(福岡県太宰府市)は21日、10月4日から11月20日まで開く特別展「京都 高山寺(こうさんじ)と明恵上人(みょうえしょうにん)-特別公開 鳥獣戯画」(西日本新聞社など主催)の概要を発表した。

 高山寺は京都市郊外の名刹(めいさつ)、世界文化遺産「古都京都の文化財」の構成資産の一つ。特別展には、国宝の絵巻「鳥獣人物戯画」など寺宝の数々や、鎌倉時代に同寺を再興した明恵上人(1173~1232)ゆかりの品々など94件(うち国宝6件、重要文化財50件)が出品される。

 目玉の鳥獣人物戯画は平安時代を代表する絵巻物として知られ、2009年から4年間かけた修復で面目を一新した。各巻約10メートルに及ぶ甲乙丙丁4巻を、前期(10月4~30日)と後期(11月1~20日)に分けてすべて紹介する。九州初公開。

 このほか、明恵の人となりを伝える肖像画の名品の国宝「明恵上人樹上坐禅像」(後期のみ展示)、国宝「華厳宗祖師絵伝(けごんしゅうそしえでん)」、明恵が40年間にわたり自身が見た夢を記録した重文「夢記(ゆめのき)」なども並ぶ。問い合わせはNTTハローダイヤル=050(5542)8600。


=2016/07/22付 西日本新聞朝刊=

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