明恵上人の特別展を紹介 九博でイベント 柳家喬太郎さん 落語も

 太宰府市の九州国立博物館で7日、10月に始まる特別展「京都 高山寺と明恵上人(みょうえしょうにん)-特別公開 鳥獣戯画-」(西日本新聞社など主催)のプレイベントがあり、落語家の柳家喬太郎さんが夢をテーマにした「夢の酒」などの演目を披露した。軽妙な語り口に約280人の観客で埋まった会場が笑いに包まれた。

 明恵上人は、紅葉の美しさで知られる京都市の高山寺を鎌倉時代に再興した。落語の合間には同館の森實(もりざね)久美子研究員が特別展の内容を解説。明恵上人は神仏のお告げとされていた夢を40年にわたって記録したり、自らの耳を切ったりして仏道修行に人生を捧げたことを紹介し「変わった人と思われがちだが、実は人に慕われていた。その人柄が伝わる展示にしたい」と話した。

 特別展は10月4日~11月20日に開催される。夢日記「夢記(ゆめのき)」など明恵上人にまつわる品のほか、高山寺所蔵で九州初公開となる鳥獣戯画全四巻が前期と後期に分けて展示される。


=2016/08/08付 西日本新聞朝刊=

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