尾張徳川家の至宝 九州国立博物館

国宝「初音蒔絵貝桶」(1639年、徳川美術館所蔵)=10月12日~11月10日展示
国宝「初音蒔絵貝桶」(1639年、徳川美術館所蔵)=10月12日~11月10日展示
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 九州国立博物館(九博、福岡県太宰府市)は18日、10月12日から12月8日まで開催する特別展「尾張徳川家の至宝」(西日本新聞社など主催)の概要を発表した。

 尾張徳川家は徳川家康の九男・義直(よしなお)を祖とする御三家筆頭大名で、家康の遺産を数多く受け継いだ。同展では、徳川美術館(名古屋市)が所蔵する尾張徳川家伝来の武具類や道具類など計226件(うち国宝5件)を通じて最高水準の大名文化を紹介する。

 目玉は国宝「源氏物語絵巻」で、尾張徳川家に伝わる15面のうち「横笛」と「竹河(二)」を公開する。3代将軍家光の長女千代姫の婚礼調度で蒔絵(まきえ)の最高傑作とされる国宝「初音蒔絵貝桶(かいおけ)」なども並ぶ。展示品の一部を前期・後期で入れ替える。

 九博の三輪嘉六館長は「徳川美術館の文化財を九州で本格的に展示するのは初めて。大名家の表道具と奥道具をしっかり見てほしい」と話した。問い合わせはNTTハローダイヤル=050(5542)8600。

=2013/07/19付 西日本新聞朝刊=

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