高山寺展きょう開幕

特別展「京都 高山寺と明恵上人」
特別展「京都 高山寺と明恵上人」
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 福岡県太宰府市の九州国立博物館で3日、特別展「京都 高山寺と明恵上人-特別公開 鳥獣戯画」(西日本新聞社など主催)の開会式と内覧会=写真=があり、京都市郊外の世界文化遺産、高山寺に伝わる国宝「鳥獣人物戯画」など名宝の魅力を招待客らが堪能した。一般公開は4日から。11月20日まで。

 目玉の鳥獣戯画は平安時代を代表する絵巻物。2009年から4年間かけた修復で面目を一新した。各巻約10メートルに及ぶ甲乙丙丁4巻を、前期(10月30日まで)と後期(11月1日から)に分けてすべて紹介する。九州初公開。このほか、鎌倉時代に同寺を再興した明恵上人(1173~1232)の肖像画「明恵上人樹上坐禅像」(後期のみ)、「仏眼仏母像」(前期のみ)、「華厳宗祖師絵伝」=いずれも国宝、鎌倉時代=など計94件が並ぶ。

 開会式では、島谷弘幸館長が「京都、東京で開催された高山寺展のトリ。いい展示ができたと自負している」、高山寺の田村裕行執事は「鳥獣戯画を入り口に、ぜひ明恵上人のことも知ってもらいたい」とあいさつした。観覧料は一般1600円など。問い合わせはNTTハローダイヤル=050(5542)8600。


=2016/10/04付 西日本新聞朝刊=

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