古伊万里の変化に魅力 「旧家の暮らしを彩った器」展

九州国立博物館で催されている「古伊万里~旧家の暮らしを彩った器」
九州国立博物館で催されている「古伊万里~旧家の暮らしを彩った器」
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 江戸時代初期に肥前・有田で誕生した日本初の磁器「有田焼」の創業400年を記念したトピック展示。11月6日まで。有田に最も近い港の伊万里津から出荷されていたため、江戸時代は「伊万里」と呼ばれていた。本展覧会の名称は、主に江戸期に肥前で生産された焼き物の総称を指す。

 その魅力が浸透していく背景に、創業間もなく海外輸出が始まったことがあるとされる。国内外向けの製品が、受容層それぞれの文化や生活の違いなどに応じて誕生し、時には影響し合いながら様式が変化していったという。

 公家、武家、豪商、欧州ごとに展示。「公家は上品さ、豪商は華やかさ、欧州は装飾品としての器を好んだその変化を楽しんでほしい」と九博。一般430円、大学生130円、18歳未満と70歳以上無料。月曜休館(10、24日は開館)。NTTハローダイヤル=050(5542)8600。


=2016/10/06付 西日本新聞朝刊=

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