来年1月から九博で沖ノ島展

 九州国立博物館(福岡県太宰府市)は28日、来年1月1日から3月5日まで開催する次の特別展「宗像・沖ノ島と大和朝廷」(西日本新聞社など主催)の概要を発表した。来夏の世界遺産登録が期待される沖ノ島(同県宗像市)で続いた古代祭祀(さいし)の起源に迫る。

 4世紀後半から9世紀末に国家祭祀が行われた沖ノ島は国際色豊かな遺物が出土し、「海の正倉院」と呼ばれる。特別展では古事記や日本書紀の記述、島内外の遺物を対比させて信仰の原風景を探る。総展示数は国内外の文化財160件。沖ノ島の「金製指輪」(国宝、宗像大社蔵)=写真=や、大和政権が交流した新羅の皇南大塚南墳の「金製指輪」(韓国国立慶州博物館蔵)など日韓の指輪18点がそろうのも見どころの一つだ。

 宗像大社の葦津(あしづ)敬之宮司は記者会見で「沖ノ島と大和朝廷との関係の研究はまだまだだが、特別展でより鮮明になる」と語った。

 沖ノ島の金製指輪の展示期間は1月31日~3月5日。問い合わせはNTTハローダイヤル=050(5542)8600。


=2016/10/29付 西日本新聞朝刊=

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