博多山笠と戸畑大山笠が競演 九博、無形遺産記念式典

「五段上げ」を披露する戸畑祇園大山笠の男衆たち。奥は博多祇園山笠の飾り山笠
「五段上げ」を披露する戸畑祇園大山笠の男衆たち。奥は博多祇園山笠の飾り山笠
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 国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に博多祇園山笠(福岡市)と戸畑祇園大山笠(北九州市)が登録されたことを受け、県は18日、太宰府市の九州国立博物館で記念式典を開いた。館内には戸畑のちょうちん大山笠(高さ約10メートル)が組み上がり、8月から展示されている博多の飾り山笠(高さ約15メートル)と併せ、世界の宝となった祭りの“競演”が始まった。同時公開は来年2月12日まで(飾り山笠は3月初旬ごろまで)。

 式典には関係者約100人が出席。戸畑の男衆たちは「五段上げ」を披露し、山笠の台上に12段309個のちょうちんを組み上げると大きな拍手が湧いた。博多の関係者も飾り山笠前で、祝い事では恒例の博多祝い唄と博多手一本を披露し式典を締めくくった。

 戸畑祇園大山笠の後藤雅秀会長は「九博での展示が実現し念願がかなった」と話した。博多祇園山笠振興会の豊田侃也(かんや)会長も「間近で五段上げを見て感動した」とエールを交換した。

=2016/12/19付 西日本新聞朝刊=

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