九博 桜の名所へ着々 県森林連と農林中金 苗木や手すり贈呈

九州国立博物館北側の山林斜面に植えられたシダレザクラの苗木。右は間伐材を使った木製手すり
九州国立博物館北側の山林斜面に植えられたシダレザクラの苗木。右は間伐材を使った木製手すり
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 県森林組合連合会と農林中央金庫は21日、九州国立博物館(太宰府市)に桜の苗木と木製手すり、ベンチを贈呈した。九博は館北側の山林斜面を桜の名所にしようと整備中で、手すりはその斜面に沿った歩道に取り付けられた。九博が今春から予定する夜間ライトアップの目玉となりそうだ。

 贈呈式で、西村栄造九博副館長は「本館のコンセプトは『自然と共生する博物館』」と紹介。その上で、竹林を伐採してのり面を広げた北側の山林斜面約3千平方メートルに今春、シダレザクラ80本以上を植えて「日本の滝」を象徴するような桜の群生をつくる計画を披露した。

 木製手すりは斜面に沿って整備された歩道に設置され、間隔を空けて打ち込んだくいに横木をはめ込んだ構造。全長約85メートルで、下の横木は来館者が腰掛けて桜の花見を楽しめる造りになっている。

 亀石達朗・県森林連代表理事専務は「手すりは八女産スギの間伐材を活用した。九博来館者に木の良さを知っていただけたらうれしい」とあいさつ。徳永耕治・農林中金福岡支店部長は「一層愛される博物館になってほしい」と話した。


=2017/02/22付 西日本新聞朝刊=

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