飾り山笠の伝統美 九博に 「福徳七福神」10日から公開

「多くの人に幸せが訪れるように」と「福徳七福神」を標題とする飾り山笠の飾り付けをする関係者たち
「多くの人に幸せが訪れるように」と「福徳七福神」を標題とする飾り山笠の飾り付けをする関係者たち
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 太宰府市の九州国立博物館1階で8日、飾り山笠の飾り付けが始まった。今年の祭りで公開された十四番山笠・天神一丁目の飾り山笠で、9日に完成し、10日から山笠人形などが織りなす華やかな伝統美の世界を楽しめる。展示は来年3月ごろまで。

 今年の標題は、表と見送り(後方)どちらも「福徳七福神」。博多人形師の中村信喬さん(60)によると、博多祇園山笠など九州を代表する祭り5件が国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録されたことと、西日本新聞創刊140周年という「めでたいことを祝して」という。

 8日は朝から20人以上の関係者が、表作者の中村さんや見送り作者の博多人形師白水英章さん(54)、山大工の名越正志さん(70)の指示で、高さ約14メートルの素山に人形などを飾り付けた。

 表は天に鶴が舞い飛び、大黒天や恵比寿天らがいずれもにこやかで穏やかな表情を見せる。中村さんは「九博に来る多くの人に幸せを持ち帰ってほしい」。

 30日には、神様を招き入れる「御神入れ」がある。


=2017/08/09付 西日本新聞朝刊=

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