九博の飾り山笠 厳かに御神入れ 来年3月まで展示

飾り山笠に向かって切麻(きりぬさ)と呼ばれる白い紙片をまいて、展示期間中の安全を祈る神職
飾り山笠に向かって切麻(きりぬさ)と呼ばれる白い紙片をまいて、展示期間中の安全を祈る神職
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 太宰府市の九州国立博物館1階で30日、展示中の博多祇園山笠の飾り山笠に神様を招き入れる「御神入れ」があった。同館は特別展「世界遺産ラスコー展」を開催中で、多くの入館者が厳かに執り行われる儀式を興味深げに見入っていた。飾り山笠の展示は来年3月初旬まで。

 博多祇園山笠振興会(豊田侃也(かんや)会長)が毎年奉納しており、今年の「十四番山笠・天神一丁目」の飾り山笠を展示。標題は表、見送り(後方)ともに「福徳七福神」(表は人形師の中村信喬さん作、見送りは同白水英章さん作)で、見ているだけで福が舞い込みそうな華やかな飾り山笠だ。

 御神入れには豊田会長や天神一丁目を運営する西日本新聞社などの関係者約30人が参列。櫛田神社(福岡市)の神職が祝詞を上げ、安全を祈った。完成披露パーティーでは、今年の集団山見せで台上がりした島谷弘幸館長が「九博での飾り山笠展示は大変名誉なこと」とあいさつした。


=2017/08/31付 西日本新聞朝刊=

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