九博収蔵品1000件突破 開館13年で国宝3件、重文42件

 九州国立博物館(九博、福岡県太宰府市)の収蔵品が千件を超えたことが分かった。2005年10月に開館した九博は収蔵品ゼロから開設準備が始まり、開館13年にして「九州の宝」は大台に達した。

 九博によると、開館前の04年度は65件だった収蔵品数は05年度に237件に増え、昨年度は815件。昨夏、東京の古美術商、故坂本五郎さんのコレクション259件が寄贈され、千件を突破した。坂本さんの寄贈品には葛飾北斎の肉筆画など国重要文化財2件が含まれ、指定品は国宝3件、重文42件になった。

 後発の九博は収蔵品が少なく、国内外から借りた文化財を中心に企画展を開いてきた。国立文化財機構によると、国立博物館の収蔵品数は東京約11万7千件、京都約7700件、奈良約1800件で、奈良国博の“背中”も見えてきた。

 九博の島谷弘幸館長は「今後も収蔵品を充実させ、多くの人たちが見に来てくれるような展覧会を開催していきたい」と話す。


=2018/01/16付 西日本新聞朝刊=

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