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玉ネギ、ジャガイモ-高いなぁ… 旬の野菜でおいしく代用 キノコや里芋、新しい発見

「安売りしている旬の野菜をたっぷり食べて」と話す管理栄養士の小園亜由美さん
「安売りしている旬の野菜をたっぷり食べて」と話す管理栄養士の小園亜由美さん
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高値が続く玉ネギ=福岡市内のスーパー
高値が続く玉ネギ=福岡市内のスーパー
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4種のキノコの秋カレー
4種のキノコの秋カレー
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里ポテトサラダ
里ポテトサラダ
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 玉ネギが高い-。全国最大の産地北海道を相次いで台風が襲った上、全国2位の産地佐賀県では「べと病」の流行で記録的不作となっているためだ。農林水産省の食品価格動向調査(7日公表)では、1キロ370円と平年の1・4倍。北海道産が多いジャガイモやニンジンなども値上がり傾向にある。家庭の定番常備野菜の高値を乗り切る方法を、栄養や料理のプロに聞いた。

 「値段が高ければ無理して食べなくても大丈夫。代わりに、割安な旬の野菜をたっぷり食べて」。管理栄養士でシニア野菜ソムリエの小園亜由美さん(34)=福岡市=は、秋に旬を迎えるキノコや里芋を使ったレシピを教えてくれた。

 例えば、玉ネギ、ジャガイモ、ニンジンが定番のカレーは、キノコだけで作ってみる=レシピ参照。キノコは低エネルギーで、食物繊維やビタミンDなどが含まれる。一般的なカレーよりカロリーを抑えられ、複数の種類のキノコを使うとうま味が増す。

 レンコンやカボチャ、オクラなどを焼いてのせると栄養バランスがよくなる。「野菜を大きく切ってのせれば、よくかんで食べることになり、早食いや食べ過ぎ防止にもなります」と小園さん。

 ハンバーグなら、玉ネギを減らす代わりに、栄養成分が似ている白ネギを加えたり、これから旬を迎えるゴボウやレンコンなどを足したりして風味を増すこともできるという。年中手に入るキャベツを入れてもおいしい。

 ジャガイモは、栄養成分が似ていて、食物繊維などが豊富な里芋を代わりに使うといい。里芋のポテトサラダ=レシピ参照=は、風味を加えるゴマやかつお節、青ジソを入れれば、塩分を抑える効果がある。ニンジンは、彩りを加えたいときはカボチャやトマト、ビタミンなどの栄養を取りたいときにはホウレンソウやコマツナなどが代わりになる。

 小園さんは「絶対に食べなければいけない野菜はない。玉ネギが高ければ何を代わりに入れたらおいしいか、旬の野菜で工夫して、新しい発見を楽しんでほしい。それが料理の面白さ」と話している。

 ★4種のキノコの秋カレー

【材料4人分】シメジ、エノキタケ、エリンギ、マイタケ各1袋/好みのカレールウ4皿分/好みの野菜適量

【作り方】(1)4種のキノコの石突きを取り、食べやすい大きさにほぐす(2)キノコを電子レンジ600ワットで3分ほど加熱する(3)鍋に油を入れ、キノコを炒める(4)カレールウの表示通りに4皿分の水を加え、15分ほど煮込む(5)火を止め、ルウを溶かす(6)とろみが付くまで煮込む(7)トッピング用の好みの野菜をフライパン(グリルでも可)で焼く(8)皿に盛り付ける。

 ★里ポテトサラダ

【材料4人分】里芋400グラム/梅干し4個/薄口しょうゆ大さじ1/顆粒(かりゅう)だし小さじ2/かつお節1パック/ゴマ大さじ1/青ジソ5枚/ネギ少々

【作り方】(1)里芋を水で洗い、電子レンジで加熱する。竹串がすっと通る程度に(2)里芋が少し冷めたら皮をむく(3)梅干しは種を取って刻む。青ジソは千切りにする(4)里芋を少しつぶしながら、ネギ以外の材料とあえる(5)皿に盛り付け、刻んだネギを散らす。


=2016/09/13付 西日本新聞朝刊=

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