移住世代(5)移住の「トリガー(きっかけ)」、加藤さんの場合は…

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 長男・優典(ゆうすけ)の「プロになりたい」という言葉が、最大の引き金ですね。やりたいことをするって、幸せなことなんですよ。

 私も憧れの美容師になって、堺市で勤めていた美容室で「一美ちゃんにシャンプーしてもらうと2、3日髪を洗わなくてもかゆくならない」と言われて嬉しかったし、訪問美容ではおじいちゃんおばあちゃんから「待ってたよ」と喜んでもらえてやりがいを感じています。だから、子どもにも夢を追わせてあげたい。

 同時期に、子育て方針の違いから離婚を考えていたことも背景の一つ。優典の一言で浮かんだ「移住」という選択肢が、迷っていた背中を押した形になりました。

 それまで共働きだったので収入面の不安はありましたが、美容師だからはさみがあれば腕一本でやっていける、と強気でした。もちろん、もともと前向きで、多少のことは気にしない性格なのでやっていけるのでしょうけど。

 今の家、障子に紙張ってないんですよ。そんなんなくても死なへんやろ、と思ってますから!

移住世代(5)子どもたちと、夢を追いかけ南国へ 毎日波に乗れる暮らし

2018/03/30 西日本新聞

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