開校1年延期を議会に報告 秋月小中一貫校で市教委

 朝倉市教育委員会は19日、市議会の全員協議会で、市立秋月小の敷地内に秋月中を移転する「施設一体型」の小中一貫校について、4月から制度化された「義務教育学校」を目指すため、開校予定時期を当初の2019年春から1年延期する方針を説明した。議員からは教育効果や費用について慎重に検討するよう求める声が上がった。

 市教委は、国の建設補助を受けるため17年度に秋月小の大規模改修、18、19年度に移転する秋月中の新築工事に取り組む計画を説明。保護者の一部には小中の現校舎を使う「施設分離型」を求める声があるが、市教委は開校を延期しても一体型は変えず、関係機関との協議を重ねることを強調した。

 議員からは「子どもにとって義務教育学校が本当に必要か検証すべきだ」「巨額な整備費が必要な一体型を進めて、費用に見合う効果があるのか」など意見が上がった。今後、市教委は、義務教育学校の詳しい内容や教育計画を議会や保護者などに提示し、理解を求めていくという。

=2016/10/20付 西日本新聞朝刊=

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