都市圏14市町の119番一元受理 福岡市消防局に共同指令センター

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 福岡市消防局と福岡都市圏の4消防本部は2017年末をめどに、管轄する6市8町内からかけられた全ての119番を福岡市消防局が一元的に直接受理し、発信地に近い消防本部の消防隊や救急隊に出動指令を出す「消防共同指令センター」の運用を始める。4消防本部は各指令センターを廃止し1カ所に集約することで効率化を図り、福岡市消防局も広域連携体制により大規模災害などに迅速に対応できるようになる。

 これに備え、福岡市は17年度当初予算案に、現指令センター(中央区舞鶴)と指令管制情報システムを拡充する整備費など約39億7千万円を盛り込んだ。

 福岡都市圏の消防共同指令センターに参加するのは、春日・大野城・那珂川(春日、大野城、那珂川の2市1町)▽粕屋南部(粕屋、志免、須恵、宇美、篠栗、久山の6町)▽粕屋北部(古賀、新宮の1市1町)▽宗像地区(宗像、福津の2市)-の4消防本部。

 新年度、各消防本部は費用を負担した上で各指令センター業務を福岡市消防局に委託し、数年間は計十数人の職員も派遣。管轄市町の地理や道路事情などの情報を福岡市側と共有し、消防共同指令センターがより的確な消火、救急、救助の出動指令を出せるようにするという。

 今回の4消防本部に加え、筑紫野太宰府消防本部は23年度、糸島市消防本部も29年度ごろを視野に消防共同指令センターに加わる方向で検討中。実現すれば、福岡都市圏の9市8町の119番に一元的に対応することになる。

=2017/02/16付 西日本新聞朝刊=

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