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自民市議団、決裂を回避 福岡市側は態度保留

「今後も市長を支える」と記者団に答える自民党福岡市議団の光安力会長
「今後も市長を支える」と記者団に答える自民党福岡市議団の光安力会長
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 「福岡空港未来基金」条例案否決に端を発した福岡市と市議会最大会派の対立は27日、自民党市議団が「(高島市政に対する)与党路線に変わりはない」(光安力会長)スタンスを確認し、決裂を回避した形になった。一方、市側は異例とも言える新年度予算案の勉強会中止通告について「自民党を野党として考えるわけではないが、今は勉強会をする環境ではない」(貞刈厚仁副市長)と態度を保留した。

 自民党市議団からは条例案の採決前に退会した中島正裕市議に続き、この日は飯盛利康、福田衛両市議が退会届を提出。市議団は17人で臨んだ会議で今後の方針を協議した。

 会議終了後、報道陣の取材に応じた光安会長は「市長を支えていくことに変わりはない」と明言。3人が退会した会派への影響については「今から一致団結していく」と力を込めた。

 一方、市側の勉強会中止通告については「市長が感情的になっているのかなと思っている。一方的に言われて残念だった。1、2期生は不安だと思う」と心情を吐露。市側との関係修復の可能性については「向こうがうち(自民)をどういう風に評価しているか次第だと思う」と述べた。

 この日は自民に勉強会中止を通告した貞刈副市長も報道陣の取材に応じ、中止の理由について(1)自民の議案質疑で事前説明の内容を公にした(2)「筋違いな理由」で条例案を否決した-を挙げ「(高島)市長の判断」と明言した。

 市議会定例会は3月6日の代表質疑で、2017年度一般会計当初予算案の本格的な審議が始まる。貞刈氏は説明会の再開に関しては「自民からきちんとした話があるだろうから、それを受けて高島市長と検討し、どう対処するか決める」と述べた。

=2017/02/28付 西日本新聞朝刊=

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