家事のヒント 年末の大掃除 ベタベタ汚れは「つけ置き法」で 終わったら しっかり水洗い

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キッチンのシンクにポリ袋を張り、つけ置き洗いをする
キッチンのシンクにポリ袋を張り、つけ置き洗いをする
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 猫の小町と申します。皆さんがお困りのことをたちまち解決していきます。第2水曜は、年間約22万件の声が寄せられ、家事のヒントや最新情報を発信する「花王」消費者相談室にお助けいただきます。

 年末に向けてそろそろ大掃除…。でも面倒だから掃除をする気になれない、仕事や家事に忙しくて時間が取れない、という方も多いのではないでしょうか。とはいえ、部屋をきれいにして新年を気持ちよく迎えたいですね。そこで今回は、大掃除のポイントを紹介します。

 ●1位は換気扇

  大掃除が必要な場所はどこですか。

  花王が20~60代の既婚女性を対象に行ったインターネット調査によると、「負担に感じる掃除の場所」の1位は「換気扇」。普段はなかなか掃除しない所なので、油汚れやほこりが一緒になって時間がたち、頑固なベタベタ汚れになっていることがあります。2位は「浴室の天井・壁」です。こちらも掃除が行き届かない所なので、カビや汚れが気になってしまいますね。
 換気扇など、取れにくい油とほこりの混ざった頑固な汚れには、「つけ置き法」が有効です。キッチンのシンクに大きなポリ袋を張って行うと、後片付けが楽になります。手順は以下の通りです。

 (1)ぬるま湯を入れ、つけ置き専用洗剤を適量入れる。

 (2)換気扇やこんろの五徳、受け皿、魚焼きグリルなどを2時間程度つける。

 (3)多くの汚れは自然に落ちるが、残った汚れはスポンジや古い歯ブラシで軽く擦る。

 (4)最後によく水洗いし、乾かす。

 ポリ袋の角をはさみで切れば、シンクを汚すことなくつけ置きした後のぬるま湯を捨てられます。

 ●高い所は注意

  浴室はどうやって掃除すればいいですか。

  浴室のカビを落とすのに有効なのは浴室専用のカビ取り剤です。使うことによってきれいになりますが、取り扱いには注意が必要です。商品に書かれている準備をすることなどを必ず守ってください。

 目線より高くなる天井や壁にカビ取り剤を使うときは、直接スプレーするのではなく、液を柄付きのスポンジや布などに付けてカビに塗り、数分後にしっかり水拭きをします。そのとき、液が目に入らないように注意します。作業後は使用したスポンジや布などを、水でじゅうぶん洗います。

 ●「ちょい足し」

  大掃除ってやっぱり大変そうですね…。

  年末に家中の大掃除を一気に行うのは、確かに大変です。そこで、「いつもの掃除に“ちょい足し”掃除」をお勧めします。この方法だと汚れがたまらず、後々、楽になります。

 「ちょい足し」掃除の極意は、普段使っている道具や洗剤を使い、見落としがちな汚れをこまめに取り除くことです。これだと大きな負担にもなりません。

 例えばトイレ掃除なら、いつもは床と便座だけなのを「今日はノズルも洗う」。キッチンなら、いつもはまな板だけで終わるところを「排水口のかごも洗う」。浴室は専用のバスクリーナーで、小物周りなどに掃除の範囲を広げる-など、普段から意識して掃除していると、年末の大掃除がびっくりするくらい楽になります。日々のひと工夫で家をピカピカにし、気持ちよく新年を迎えましょう。


=2017/12/13付 西日本新聞朝刊=

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