
日本を代表する夏祭りの1つ「博多祇園山笠」のフィナーレ「追い山」が15日早朝、福岡市博多区であった。豪華な山笠人形を飾った舁(か)き山笠が、ビルの林立する大通りや、古い寺が残る地区などを勇壮に駆け抜け、半月にわたった祭りが幕を閉じた。
博多祇園山笠の舁(か)き山笠をお披露目する「集団山見せ」が13日、福岡市中心部の「明治通り」であり、プロ野球・福岡ソフトバンクホークス会長の王貞治さん(69)をはじめ同市の知名士など28人が台上がりを務めた。沿道には、初めて山笠の台上がりをした王さんの晴れ姿をひと目見ようと、大勢の見物客が詰めかけた。
午後3時半、王さんが乗った一番山笠・東流(ながれ)が太鼓の音とともに呉服町交差点(博多区)を出発。水法被姿の王さんは「鉄砲」と呼ばれる指揮棒を持ち、舁き手を盛んに鼓舞した。
七つの各流は5分おきに舁き出し、福岡市役所(中央区)までの約1・3キロを約15分かけて疾走。沿道から大きな拍手と歓声が上がった。王さんは「伝統のすごさ、博多の人の思いの強さを感じた。(チームが優勝し)今日と同じような気分を味わいたい」と話した。
福博に夏の訪れを告げる博多祇園山笠が1日、開幕し、福岡市内14カ所の飾り山笠が一斉に公開された。絢爛(けんらん)豪華な飾りが見物客の目を楽しませていた。
同市中央区天神のパサージュ広場では「十三番山笠・天神一丁目」が神事「御神入れ」の後、一般公開された。表の標題は「源平壇ノ浦合戦(げんぺい だんのうらのかっせん)」、見送りの標題は「伝説船弁慶(でんせつ ふなべんけい)」。
飾り山笠の公開は14日夜まで。
日本を代表する夏祭りの1つ「博多祇園山笠」のフィナーレ「追い山」が15日早朝、福岡市博多区であった。豪華な山笠人形を飾った舁(か)き山笠が、ビルの林立する大通りや、古い寺が残る地区などを勇壮に駆け抜け、半月にわたった祭りが幕を閉じた。
一番山笠・大黒流(ながれ)は午前4時59分、太鼓の合図で同区上川端町の櫛田神社前の「山留め」(スタート位置)から境内へ突進。清道旗を回ったところで、一番山笠のみ許される「博多祝い唄(うた)」を披露した。
その後、八番山笠・上川端通まで、5分おきに「櫛田入り」。七番山笠までの舁き山笠は、同区須崎町の「廻(まわ)り止め」までの全コース約5キロを「オイッサ、オイッサ」と疾走した。
すべての山笠が櫛田入りした後、同神社の能舞台では、祭りの荒ぶる神を鎮める「鎮めの能」があり、興奮冷めやらぬ境内が厳かな雰囲気に包まれていった。
追い山のタイムは、櫛田入り、全コースともに千代流が最速だった。
十四番山笠・天神一丁目のお潮井取り、御神入れが1日、東区の箱崎浜と中央区のパサージュ広場であった。
お潮井取りでは、若手を中心に約20人が参加。早朝の箱崎浜でお潮井(海砂)を手ですくってますに詰めた。
このますを持ち帰り、山笠台の下に取り付けたあと、御神入れがあり、当番法被を着た関係者らに、祭神を迎え入れて完成した今年の山笠が初披露された。
このあと、飾り山笠は一般公開された。14日夜まで福博の夏を彩る。
福博伝統の夏祭り「博多祇園山笠」(7月1-15日)の飾り山十四番山笠・天神一丁目が22日、福岡市博多区築港本町の櫛田神社浜宮で山笠の舁(か)き棒を海水で洗い清める「棒洗い」を行った。
役員や若手ら約30人が参加し、櫛田神社(同区上川端町)の倉庫で保管していた舁き棒6本を浜宮に並べた。神職のおはらいの後、法被姿の男衆が勢いよく棒に水を掛け、荒縄でこすって1年分のほこりや汚れを洗い流した。
九州を代表する夏の風物詩、博多祇園山笠のフィナーレを飾る「追い山」行事が15日早朝、福岡市博多区で行われた。沿道の大観衆が見守る中、勇壮な舁(か)き山笠が次々に通りを駆け抜け、半月間にわたった祭りを締めくくった。
この日は、台風4号の影響で雨風の混じるあいにくの空模様。福岡管区気象台によると、午前5時の気温は21度と平年を4度ほど下回り、舁き手らは体を冷やさないように、動き回ったり腕をさすったりして、舁き出しに備えた。
◇櫛田入り動画特集◇
| 土居流 | 35秒09 | |
| 大黒流 | 34秒72 | |
| 東流 | 33秒19 | |
| 中洲流 | 35秒82 | |
| 西流 | 34秒44 | |
| 千代流 | 32秒69 | |
| 恵比須流 | 34秒32 | |
| 上川端通 | 57秒05 |