
掛け声を響かせ、早朝の街を駆け抜ける西流の舁き山笠=11日午前5時すぎ、福岡市博多区
博多祇園山笠の七流(ながれ)が夜明けの博多の町を疾走する「朝山」が11日あり、強い雨にもかかわらず、「オイサ、オイサ」の勇壮な駆け声とともに街を駆け抜けた。
朝山は「祝儀山」とも呼ばれ、功労をたたえるため流に貢献した長老などが台上がり。普段は、走る山笠に近づけない子どもたちを台の上にあげる習慣もある。
三番山笠・西流は、福岡市博多区冷泉町の山小屋の前を午前5時に出発。同地区などを勇壮に舁(か)き回り、櫛田神社では15日の追い山の見せ場である「櫛田入り」の練習も行った。また、亡くなった流の功労者の自宅などを回って故人を悼む「追善山」もあった。
=2009/07/11付 西日本新聞夕刊=